平凡社新書<br> 腐敗する「法の番人」―警察、検察、法務省、裁判所の正義を問う

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平凡社新書
腐敗する「法の番人」―警察、検察、法務省、裁判所の正義を問う

  • 鮎川 潤【著】
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  • サイズ 新書判/ページ数 232p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784582860504
  • NDC分類 327
  • Cコード C0232

出版社内容情報

《目次》
はじめに
第1章 警察の利権
第2章 二の足を踏む検察
第3章 法務省と現場
第4章 誰のための裁判所か
第5章 司法の再生を考える
おわりに
参考文献

《概要》
正義の実現をめざすべき警察、検察、法務省、裁判所が、与えられた権限を踏み越えて、国民の生活を侵害したり、自らの組織の利益や、私利私欲のために行動を取ることがある。癒着、天下り、裏金、文書の改竄・捏造、冤罪――。こうした腐敗は、知らぬうちに社会の基盤をも崩しかねない。強大な権力を持つ者こそ、自ら襟を正すべきではないか。
長年にわたって司法の現場をつぶさにみてきた著者が、「法の番人」が抱える課題について検討し、その解決策を探る。

内容説明

正義の実現をめざすべき警察、検察、法務省、裁判所が、与えられた権限を踏み越えて、国民の生活を侵害したり、自らの組織の利益や、私利私欲のために行動を取ることがある。癒着、天下り、裏金、文書の改鼠・捏造、冤罪―。こうした腐敗は、知らぬうちに社会の基盤をも崩しかねない。強大な権力を持つ者こそ、自ら襟を正すべきではないか。長年にわたって司法の現場をつぶさにみてきた著者が、「法の番人」が抱える課題について検討し、その解決策を探る。

目次

第1章 警察の利権(警察のマスコミを利用した印象操作によって;警察の利害;警察の裏金;恩恵に浴する警察官僚;天下りはパチンコ業界に留まらない)
第2章 二の足を踏む検察(検察官も一公務員なのか;調査活動費の闇;検察庁の「受難」とパラドックス)
第3章 法務省と現場(特異な特徴を持つ法務省;矯正の脆弱な基盤;保護観察所における逸脱行為)
第4章 誰のための裁判所か(裁判所は独立しているか;料亭司法/談合と癒着;裁判官の人事は公正か;好待遇の暮らしとは;裁判所が改善すべきこと)
第5章 司法の再生を考える(刑事司法とその再生策;国際的に尊敬される地位の確保)

著者等紹介

鮎川潤[アユカワジュン]
1952年愛知県生まれ。東京大学卒業。大阪大学大学院修士課程修了。関西学院大学名誉教授。専門は犯罪学、刑事政策、社会問題研究。南イリノイ大学フルブライト研究員、スウェーデン国立犯罪防止委員会、ケンブリッジ大学等の客員研究員、中国人民大学等への派遣教授、法務省法務総合研究所研究評価検討委員会委員等を務めた。博士(人間科学)。保護司(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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trazom

105
警察(マスコミを利用した印象操作、パチンコ業界との関係)、検察(人質司法、相次ぐ捏造事件、マスコミとの癒着)、法務省(刑務所や拘置所の劣悪環境、保護観察所の逸脱行動)、裁判所(料亭司法、政治との癒着、人事による威嚇)など、社会統制機関による逸脱行為の事例を見せつけられて暗澹たる思いに襲われる。この国の政治の低劣さは織り込み済みで腹も立たないが、最近、一流企業で不祥事や不正が頻発し、更に、司法までもが劣化しているとしたら、一体何を信じたらいいのか。戦後の日本を支えて来たものが、今、崩壊しようとしている。2024/04/09

Piichan

5
平成時代は厳罰化が進みましたが、この本は平成時代の刑事司法の実態を知りたい人にお勧めします。筆者は、日本は経済でアジア諸国に追い抜かれてしまったけど、せめて人権を尊重する刑事司法の国だと評価されるようになってほしいと述べていることが印象的でした。この本の出版がきっかけで平成時代の刑事司法を検証する本が増えてほしいです。厳罰化をだれがどんな目的で推進したのか、そのなかでも犯罪被害者が果たした役割が検証されるべきです。2024/03/03

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