平凡社新書<br> カワセミ都市トーキョー―「幻の鳥」はなぜ高級住宅街で暮らすのか

個数:
電子版価格
¥1,210
  • 電子版あり

平凡社新書
カワセミ都市トーキョー―「幻の鳥」はなぜ高級住宅街で暮らすのか

  • ウェブストアに4冊在庫がございます。(2025年05月29日 16時33分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 新書判/ページ数 306p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784582860498
  • NDC分類 488.93
  • Cコード C0236

出版社内容情報

鮮やかな色合いと独特のフォルムで老若男女から人気の野鳥カワセミ。「清流の鳥」というイメージが強く、戦後の公害や水質汚染で東京から姿を消していたが、近年では23区部で子育てしているという。しかも暮らすのは東京屈指の高級住宅街の数々──。カワセミは世界屈指の人工都市トーキョーにどう適応し増えているのか? カギは、ヒトもカワセミも大好きな地形「小流域源流」。“青い鳥”が住む街は、なぜ人間も暮らしやすいのか。ベストセラー『国道16号線』著者による新たな都市論。

★電子書籍版では、多数収録したカワセミの写真をオールカラーで楽しめます。

内容説明

鮮やかな色合いと独特のフォルムで老若男女から人気の野鳥カワセミ。「清流の鳥」のイメージが強く、戦後の公害や水質汚染で東京から姿を消したが、近年では23区部で子育てしているという。しかも暮らすのは東京屈指の高級住宅街の数々―。カワセミは人工都市トーキョーにどう適応し増えているのか?カギは、ヒトもカワセミも大好きな地形「小流域源流」!“青い鳥”が住む街は、人間も暮らしやすい。ベストセラー『国道16号線』著者による新都市論。

目次

第1章 ようこそ、カワセミ都市トーキョーへ
第2章 カワセミとはどんな鳥か
第3章 東京カワセミ日記
第4章 「新しい野生」の一部としての「東京のカワセミ」―餌は外来生物、巣はコンクリート水抜き穴
第5章 カワセミが住む街はなぜ「高級住宅街」なのか―「古い野生」が潜む場所
第6章 「新しい野生」と「古い野生」がつながる―カワセミ都市トーキョー

著者等紹介

柳瀬博一[ヤナセヒロイチ]
1964年、静岡県浜松市生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業後、日経マグロウヒル社(現・日経BP社)に入社。「日経ビジネス」記者、単行本編集、「日経ビジネスオンライン」プロデューサーを務める。2018年より東京工業大学リベラルアーツ研究教育院教授。23年、『国道16号線―「日本」を創った道』(新潮社)で手島精一記念研究賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

榊原 香織

61
都心にカワセミが帰ってきたのは1980年代。 高級住宅街に住んでるのは、湧き水があるから(昔のお屋敷町)2024/04/25

おせきはん

29
私も都内でカワセミを見かけたことは何度かありますが、どのように都内で暮らしているかを知らなかったこともあり、興味深く読みました。水辺を意識して見ると、カワセミに、もっと出会えそうですね。カワセミだけでなく、人間など他の生物のためにも、昔、屋敷だったところに残っている自然を大切にしていけるとよいとも思いました。2024/07/14

tom

21
東京にはカワセミが住んでいる。住んでる場所は例えば渋谷川の左右の台地、渋谷・青山・代官山・恵比寿・広尾の人気高級住宅街、白金自然教育園周辺の高級住宅街などなど。コロナが始まってから、カワセミ観察を始めて2年。発見したのがこの事実。どうしてなのかを考察した本。これらの土地は、いずれも「小流域源流の谷地形」をしている。水があり、小高く、住むのにも守るのにも適切な場所。だから、昔から権力者が住む場所になっていた。そしてカワセミが狩りをするにも適切な場所。だから、カワセミは高級住宅地に居つく。なるほど説得力あり。2024/07/26

とりもり

7
基本的には著者のカワセミ観察日記。一度河川の汚染で「幻の鳥」になって、その後都心に回帰してきていることはカワセミ好きなら周知の事実。コンクリート水抜き穴を営巣に活用していることも先行研究あり(まさかのサーヤ…)。カワセミの営みはとてもカワイイけど、「高級住宅街で暮らす」はちょっと言い過ぎでは。都市型の河川をもう少し自然に近づけて、より水辺を満喫できるような都市計画を推進して、その景色にカワセミが溶け込むような未来を期待したい。廃棄された自転車にとまっているカワセミはあまり見たくないな。★★★☆☆2024/04/23

sweet november

6
同じ風景を見ていても、見えているものは人それぞれ違う。 カワセミがずっと周りにいるにもかかわらず、見てない人は見てない。 人間もカワセミも人が大勢いるところが好き。そういう環境で、人間もカワセミも子育てをしている。 なんだかカワセミに親近感が湧いた。2024/07/28

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/21709426
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。