平凡社新書<br> 日本の会社員はなぜ「やる気」を失ったのか

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平凡社新書
日本の会社員はなぜ「やる気」を失ったのか

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  • サイズ 新書判/ページ数 192p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784582860443
  • NDC分類 336.4
  • Cコード C0234

出版社内容情報

《目次》
はじめに
第一章 「安い賃金の国」への転落――なぜ日本企業の賃金は上がらないのか
第二章 「脅しの経営」の弊害――社員を追い詰める減点主義的な処遇
第三章  コストカッターの罪――人材が育たず競争力が損なわれる悪循環
第四章 「無駄な仕事」のまん延と、自主性・成長機会を奪う「マイクロマネジメント」
おわりに

《概要》
1990年代半ば以降、市場や技術動向の激変に対応できず、競争力を失った日本企業――。
その凋落の一因に、会社員の「やる気」の無さがあるのは間違いない。米ギャラップ社が世界各国の企業を対象に実施した調査によると、日本企業の「熱意あふれる社員」の割合は
たったの6%であった。これは調査した139カ国中132位で最下位クラスである。

では日本の会社員が「やる気」を失った原因は一体何なのだろうか?

過去30年にわたる日本企業のマネジメント(経営・管理・人事)の問題点を丁寧に検証し、
私たちが再び「やる気」を取り戻して、日本企業が復活を遂げるための処方箋を提示する。

《著者紹介》
渋谷和宏(しぶや かずひろ)
経済ジャーナリスト、作家。大正大学表現学部客員教授。1959年横浜市生まれ。84年法政大学経済学部を卒業後、日経BP社入社。日経ビジネス副編集長などを経て2002年4月『日経ビジネスアソシエ』を創刊、編集長に。ビジネス局長(日経ビジネス発行人、日経ビジネスオンライン発行人)、日経BP net 総編集長などを務めた後、14年3月末、日経BP社を退職し、独立。日本テレビ『シューイチ』、TBSラジオ『森本毅郎・スタンバイ!』などに、コメンテーターとして出演中。

内容説明

1990年代半ば以降、市場や技術動向の激変に対応できず、競争力を失った日本企業―。その凋落の一因に、会社員の「やる気」の無さがあるのは間違いない。では日本の会社員が「やる気」を失った原因は一体何なのだろうか?私たちが再び「やる気」を取り戻し、日本企業が復活を遂げるための処方箋。

目次

第1章 「安い賃金の国」への転落―なぜ日本企業の賃金は上がらないのか(30年間上がらない賃金;海外で食べた1杯2000円のラーメン ほか)
第2章 「脅しの経営」の弊害―社員を追い詰める減点主義的な処遇(「仕事は山登り」そのココロは?;仕事やノルマを無理強いし、できなければ減点! ほか)
第3章 コストカッターの罪―人材が育たず競争力が損なわれる悪循環(「上司の立場も威厳もあったものではないですよ!」;教育・研修費はアメリカ企業の60分の1 ほか)
第4章 「無駄な仕事」のまん延と、自主性・成長機会を奪う「マイクロマネジメント」(「無意味な仕事」「どうでもいい仕事」のまん延;相談・確認すべきことがあいまいな会議 ほか)

著者等紹介

渋谷和宏[シブヤカズヒロ]
経済ジャーナリスト、作家。大正大学表現学部客員教授。1959年横浜市生まれ。84年法政大学経済学部を卒業後、日経BP社入社。日経ビジネス副編集長などを経て2002年4月『日経ビジネスアソシエ』を創刊、編集長に。ビジネス局長(日経ビジネス発行人、日経ビジネスオンライン発行人)、日経BP net総編集長などを務めた後、14年3月末、日経BP社を退職し、独立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

HMax

38
日本の会社人はなぜやる気を失ったのか。それは30年前の電器産業の凋落から始まったコスト削減の縮み経営の罠から抜け出せない経営者が悪いから。30年間殆ど上がらず、とうとう米の53%、韓台にまで抜かれた給料、従業員教育への支出は何と米の1/60、金のかからないOJTでもOECD加盟国の平均以下、ここまで従業員をコケにした上、「脅しの経営:社員を追い詰める減点主義の成果主義」、これではやる気の無い社員が70%というのも仕方がない。2024/04/30

Apple

26
上がらない賃金、減点式の評価方法、コストカットによる企業の萎縮、マイクロマネージメント、などが会社員のやる気が上がらない理由として挙げられていました。自分の職場には、そんなに当てはまるとこばかりでもないとは思いましたが、給料の上がりにくさ、という面では気になりました。2024/08/26

チャー

16
年々社員のやる気が下降気味である理由について著者の視点で解説した本。90年代からの経済状況を念頭に、企業の経営者が実行してきた方策を説明しながら、社員のやる気がなぜ低いかを読み解いている。不景気時に大多数の企業がコスト削減方針に舵を切った結果組織全体として委縮する方向へ向かったという視点はなるほどと思う。利益を上げるために新しく生み出すよりも、現状を効率化することを求めすぎた弊害については納得する面も。ジョブ型などの考え方も導入先の文化にそぐわないと期待した結果が得られないという点は確かにと感じた。2024/03/29

バトルランナ-

9
4.5点。 去年の10月に読んで月間ベストに選んだのに忘れてまた購入。トホホ。2024.9.202024/09/20

だいこく

7
失われた30年の原因の一端学べた。バブルが弾けて、日本の経営人がコストカット、人件費削減の成果主義、リストラによる終身雇用の崩壊により社員のやる気が奪われていった。一方アメリカは人に投資してアィデアを商品化して付加価値を生み利益を拡大し、それを社員に還元。没落している日本を客観的に見ることができ、これから何が必要かも見えてくる。ただ本書は多少暗くなる内容なので読むのが少しきついかも。2025/02/08

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