平凡社新書<br> キャラクターたちの運命論―『岸辺露伴は動かない』から『鬼滅の刃』まで

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平凡社新書
キャラクターたちの運命論―『岸辺露伴は動かない』から『鬼滅の刃』まで

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  • サイズ 新書判/ページ数 240p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784582860405
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0271

出版社内容情報

キャラクターを翻弄する「運命」とは何なのか? 人気連載から映像化作品まで、現代マンガの構造をグリム童話など昔話の型と重ね合わせ、伝承文学研究の視点から解釈する。

内容説明

伝承文学の研究者がマンガ6作品を読み、キャラクターたちの運命と物語の構造をひもとく。父殺し、錬金術、異類婚姻譚、死者と呪いなど物語に登場するモティーフの意味を分析し、広く親しまれてきた人気マンガを新たな視点で楽しむ。キャラクターたちの運命は、いつ分岐し、どのような契機によって変わっていったのか?

目次

1章 「運命」を決める絶対的存在‐山の神々と露伴のバトル―荒木飛呂彦『岸辺露伴は動かない』より「富豪村」
2章 死者と呪いと生きる「さだめ」‐冷川・三角の肉体と除霊のルール―ヤマシタトモコ『さんかく窓の外側は夜』
3章 「人生」の決断と死人との別離‐月島軍曹が愛した生者と死者―野田サトル『ゴールデンカムイ』
4章 宿命の恋、「死」に向かう愛‐異形の王と人間との異類婚姻譚―冨樫義博『HUNTER×HUNTER』
5章 死を与える能力で切り拓く「未来」‐マスタング大佐の心と焔―荒川弘『鋼の錬金術師』
6章 「終生」つづく死者との約束‐最終決戦で生き残った柱はなぜあの二人なのか―吾峠呼世晴『鬼滅の刃』

著者等紹介

植朗子[ウエアキコ]
和歌山県生まれ。神戸大学国際文化学研究推進インスティテュート学術研究員。神戸大学大学院国際文化学研究科後期博士課程修了。博士(学術)。怪異をテーマとする民間伝承を専門とする。伝承文学、神話学、比較文化学、ポップカルチャー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

oooともろー

4
鋼の錬金術師・鬼滅の刃などを民間伝承・神話などを読み解く手法で解説。どの人物に焦点を合わせるかは著者次第。他の人物ならどうなるのかも知りたくなった。2023/11/07

めとろん

3
岸辺露伴、ゴールデンカムイの月島軍曹、ハガレンのマスタング大佐、鬼滅の刃の冨岡義勇&不死川実弥ときたら気になる!と読んでみました。伝承文学研究の視点からとあるのでなかなか読み応えもあります。そこでつくづく感じるのは、漫画家さん達の下準備のすごさ。行き当たりばったりやなんとなくではやはり響かないですものね。 『HUNTER×HUNTER』のキメラ=アント編は未読なので挑戦してみたいです。2023/12/09

トギエモン

1
漫画のキャラクターの行動を考察した本。岸部露伴を除いで最終巻までどのような役割や最後になったかを考察している。 友人に勧めてくれたので、Kindleで読む。 面白かった。取り上げられている作品とキャラクターのファンだし、連載漫画のキャラクターを考察するというのに興味を惹かれた。2024/10/17

ハナさん*

1
伝承文学、特に怪異をテーマにした作品の研究者が、人気マンガ6作品について、キャラクターたちの運命と物語の構造を読み解いたもの。父殺し・錬金術・異類婚姻譚・死と呪いなど、民間伝承特有のモティーフからのアプローチが多い。学術研究者が自身の専門から読み解く……とは言っても、あくまで新書レベル。それほど専門的ではなく、軽く読める。このテの本は往々にして、「自身の専門とする学問の枠組みに(無理やりに)当てはめて考察した」ものとなってしまいがちだが。本書はそうはならず、作品に即した(作品を尊重した)考察を行っている。2024/06/02

よっしー

1
全部読んでるのは鬼滅のみ、ハガレン、HUNTERは途中(どちらも数巻💦)までで他は未読という状況でしたがなかなか面白く、未読の作品も読んでみたくなった。特にHUNTERのキメラアント編と岸辺露伴。ジョジョはちょっと手が出ないけど、「岸辺露伴」は読み切りスタイルっぽいので行けるかも。2024/02/14

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