平凡社新書<br> 科学技術の軍事利用―人工知能兵器、兵士の強化改造、人体実験の是非を問う

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平凡社新書
科学技術の軍事利用―人工知能兵器、兵士の強化改造、人体実験の是非を問う

  • 〓島 次郎【著】
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  • サイズ 新書判/ページ数 208p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784582860320
  • NDC分類 559
  • Cコード C0256

出版社内容情報

古今東西、古くは火薬や測量術から、コンピューター、GPS、ドローン、あるいは宇宙開発まで、科学・技術と軍事開発はつねに不可分のものとして発展してきた。最近では日本学術会議が大学が軍事研究に関わることへの反対声明を出すなど、軍民両用の研究へは反対も根強い。さらに近年、AIや兵士の心身の強化改造、人体実験などの軍事利用の是非が喫緊の問題として浮上している。軍民両用ははたしてどこまで許されるべきなのか。これまでの科学・技術と軍事の結びつきの歴史をたどり、現在生じている最先端の課題を、生命倫理の第一人者と考える。


《目次》
第一部 戦争と科学・技術の関わり
第1章 科学・技術と戦争の結びつきの歴史
第2章 軍民両用──科学・技術の戦争と平和

第二部 軍事科学研究の進展にどう向き合うか──最先端の事例から考える
第3章 人工知能兵器はどこまで許されるか
第4章 兵士の心身の強化改造の是非
第5章 軍による人体実験の現在と課題

あとがき──私が軍事の問題を取り上げたわけ
参照した文献・ウェブサイト


《著者紹介》
1960年横浜生まれ。東京大学文学部卒。同大学大学院社会学研究科博士課程修了(社会学博士)。専門は生命倫理、科学技術文明論。三菱化学生命科学研究所主任研究員、熊本大学客員教授、東京財団研究員などを経て、生命倫理政策研究会共同代表。著書に『先端医療のルール』(講談社現代新書)、『生命の研究はどこまで自由か』『精神を切る手術』『もしも宇宙に行くのなら』(以上、岩波書店)、『生命科学の欲望と倫理』(青土社)、『これからの死に方』『先端医療と向き合う』(以上、平凡社新書)などがある。

内容説明

古くは火薬や測量術から、コンピューター、GSP、ドローン、そして宇宙開発まで、科学・技術と軍事開発は古今東西、つねに不可分のものとして発展してきた。近年ではAIや心身の強化改造、人体実験などの軍事利用の是非が喫緊の問題として浮上している。「軍民両用」ははたしてどこまで許されるべきなのか。科学・技術と軍事の結びつきの歴史をたどり、最先端の課題を生命倫理の第一人者と考える。

目次

第1部 戦争と科学・技術の関わり(科学・技術と戦争の結びつきの歴史;軍民両用―科学・技術の戦争と平和)
第2部 軍事科学研究の進展にどう向き合うか―最先端の事例から考える(人工知能兵器はどこまで許されるか;兵士の心身の強化改造の是非;軍による人体実験の現在と課題)

著者等紹介

〓島次郎[ヌデシマジロウ]
1960年横浜生まれ。東京大学文学部卒。同大学大学院社会学研究科博士課程修了(社会学博士)。専門は生命倫理、科学技術文明論。三菱化学生命科学研究所主任研究員、熊本大学客員教授、東京財団研究員などを経て、生命倫理政策研究会共同代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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パトラッシュ

105
SF映画やアニメ、漫画では様々な超科学兵器が使われ、人が兵器に改造されたりAIが人類を殲滅するドラマも空想の物語として楽しんできた。しかし科学技術の発展により実際に戦場で使われる可能性が高まり、使用の前提となる法体系や倫理面の検討を始める国や軍も出てきた。特に人権が重視される民主国家では対応が難しく、実際に議論されている米仏の報告書でも暗中模索レベルなのだ。こうした問題こそ市民参加が必要との主張は理解できるが、憲法九条至上主義者は現実を直視するのも拒むだろう。この本を受けての政治学者の議論を聞いてみたい。2023/10/03

takao

4
ふむ2023/12/27

S

1
科学技術と軍事の関わり方についての本。著者の専門である後半部分、科学技術による軍人の能力強化や人体実験について、アメリカやフランスがどのように取り扱っているのかの説明が興味深い。2023/11/01

ぞろElwood

0
★★★2023/08/24

Akim

0
歴史の部分(第1部)をもう少し詳しく書いてほしかった。2023/08/12

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