出版社内容情報
宴席をめぐって人心を掌握する田中角栄や酒を飲ませて部下の本心をさぐるピョートル大帝など、古くから、「酒」は人間関係を紡ぐ潤滑油とされ、時の為政者は、酒を勧める会食・宴席を重視した。
その一方で、飲み過ぎて周囲の信頼を損ねたエリツィンや酒をやめられずに命を落としたムスタファ・ケマルなど、酒によってその地位を危うくしたり失う者もいた。
歴史を動かしてきた政治家たちはいかに酒を飲んだのか。
古今東西の政治家と酒にまつわる、奇想天外なエピソードをユーモラスにつづる。
《目次》
第一章 「酒品が人品」の日本人政治家たち
第二章 「俺の酒が飲めないのか!」を生きた外国人政治家たち
第三章 酔いっぷりも世界最強の米国大統領たち
第四章 誰もが飲まなくなった同世代のトップたち
《著者紹介》
栗下直也(くりした なおや)
1980年東京都生まれ。2005年、横浜国立大学大学院博士前期課程修了。現在、著述業。専門紙記者を経て、22年に独立。おもな著者に『人生で大切なことは泥酔に学んだ』(左右社)がある。
内容説明
古くから、「酒」は人間関係の潤滑油とされてきた。宴席をめぐって人心を掌握する田中角栄、酒を飲ませて部下の本心をさぐるピョートル大帝、飲み過ぎて周囲の信頼を損ねたエリツィン、酒をやめられずに命を落としたムスタファ・ケマル…。歴史を動かしてきた政治家たちはいかに酒を飲んだのか。古今東西の政治家と酒にまつわる、奇想天外なエピソードをユーモラスにつづる。
目次
第1章 「酒品が人品」の日本人政治家たち(黒田清隆、伊藤博文―妻を酔って斬り殺す?鹿鳴館で強制わいせつ?;高橋是清―朝から飲む、夜も飲む、それでも学ぶ ほか)
第2章 「おれの酒が飲めないのか!」を生きた外国人政治家たち(ピョートル大帝―宴会は忠誠心の試験場;ヨシフ・スターリン―「おれの酒が飲めないのか!」は万国共通 ほか)
第3章 酔いっぷりも世界最強の米国大統領たち(フランクリン・ピアース―「酔う以外にやるべきことは何もない」と漏らしたイケメンの苦悩;ユリシーズ・グラント―「南北戦争の英雄」につきまとった「酒乱」の噂 ほか)
第4章 誰もが飲まなくなった同世代のトップたち(菅義偉―欲しがりません、飽きません;安倍晋三―飲まなくても盛り上げる、「安倍ちゃん」の素顔 ほか)
著者等紹介
栗下直也[クリシタナオヤ]
1980年東京都生まれ。2005年、横浜国立大学大学院博士前期課程修了。現在、著述業。専門紙記者を経て、22年に独立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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