出版社内容情報
日本の建築界は世界の先端を走ってきたが、構成員の高齢化や必要な建築物の飽和で、成長の限界を迎えている。新技術と国内外の有効な人材登用で建築の未来を目指す、具体的提言。
内容説明
次世代の建設業・建築界を、どう構築するか。進化する電子技術と新工法への対応、既存建築の効果的な活用。人材不足への対応と、世代交代の必要性。建築教育の最前線から発信する、新たな時代を切り開くためのリアルな提言。
目次
1 新たな活動領域を見出す(建物の建て替え時;場の産業 ほか)
2 アイデンティティを見つめ直す(土木と建築;平成の三〇年 ほか)
3 明日の建築人像を描く(技術の編集;若い世代からの刺激 ほか)
4 国境を越えてゆく(日本だから?;ありがたき留学生たち ほか)
5 一人の生活者として感じる(そこで生きてみたい風景;未来の草庵 ほか)
著者等紹介
松村秀一[マツムラシュウイチ]
1957年生まれ。東京大学大学院工学系研究科博士課程修了。工学博士。現在、東京大学大学院工学系研究科特任教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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