平凡社新書<br> 感染症と民衆―明治日本のコレラ体験

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平凡社新書
感染症と民衆―明治日本のコレラ体験

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  • サイズ 新書判/ページ数 199p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784582859614
  • NDC分類 493.84
  • Cコード C0247

出版社内容情報

流言から始まる暴動、襲われる医師や巡査──。幕末から明治中期にかけて間欠的に大流行し、その高い致死率が民衆に脅威を与えたコレラ。当時、近代国民国家に向けて走り始めた政府と伝統的生活世界に生きる民衆のあいだでは「コレラ騒動」というかたちで軋轢が生じた。
近代日本の黎明期に大流行した「死に至る病」。政府は、民衆はいかにコレラと対峙したか。

内容説明

流言から始まる暴動、襲われる医師や巡査―。幕末から明治中期にかけて間欠的に大流行し、その高い致死率が民衆に脅威を与えたコレラ。当時、近代国民国家に向けて走り始めた政府と伝統的生活世界に生きる民衆のあいだでは「コレラ騒動」というかたちで軋轢が生じた。近代日本の黎明期に大流行した「死に至る病」。政府は、民衆は、いかにコレラと対峙したか。

目次

序章 コレラという病気
第1章 最初の波―安政五年、江戸
第2章 殺された医師―明治一〇年、千葉
第3章 襲われる巡査―明治一二年、新潟
第4章 「避病院」という場所―明治一二年、埼玉
第5章 疫病神の退治を願う―さまざまなコレラ祭
第6章 コレラを制圧する―公衆衛生という立場
終章 国家・医療・民衆

著者等紹介

奥武則[オクタケノリ]
1947年東京生まれ。70年早稲田大学政治経済学部卒業後、毎日新聞社入社。学芸部長、論説副委員長などを経て退職。2003~17年、法政大学社会学部・大学院社会学研究科教授。現在、法政大学名誉教授、毎日新聞客員編集委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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穀雨

3
当時の明治政府のコレラ防遏策に強く抵抗し、医師や警官の撲殺事件まで引き起こした当時の民衆のすさまじさには息をのむ思いがしたが、民衆の立場で考えるなら、突然村内に消毒と称して得体の知れない液体を撒かれたり、隔離の名で肉親を拉致されたりするわけで、その実効性が感じられるまでは怖がるのも無理はないと思った。これもまた異文化との出会い、あるいは衝突の一類型なのだと思う。2021/02/10

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