平凡社新書<br> 先端医療と向き合う―生老病死をめぐる問いかけ

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平凡社新書
先端医療と向き合う―生老病死をめぐる問いかけ

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  • サイズ 新書判/ページ数 208p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784582859454
  • NDC分類 490.15
  • Cコード C0247

出版社内容情報

生殖補助医療、遺伝子検査、ゲノム編集、再生医療、安楽死……。先端医療の発展により生老病死のあり方が大きく変化し、現在進行形でさまざまな倫理的問題が生まれている。自分たちのこととして問題に向き合うためには? 「何を問えばいいのかをきちんと知ることがだいじ」と説く著者が基本的なことがらを網羅し、議論の基盤を提供する。
生命倫理・科学論の第一人者と考える正しい問いかけから政策立案まで。

内容説明

生殖補助医療、遺伝子検査、ゲノム編集、再生医療、安楽死…。先端医療の発展により生老病死のあり方が大きく変化し、現在進行形で様々な倫理的問題が生まれている。自分たちのこととして問題に向か合うためには?「何を問えばいいのかをきちんと知ることがだいじ」と説く著者が基本的なことがらを網羅し、議論の基盤を提供する。生命倫理・科学論の第一人者と考える正しい問いかけから政策立案まで。

目次

第1章 生―新しい命をどう迎えるか(人はいつ生まれるか―体外受精がもたらした新しい悩み;もう少しくわしく―宗教による違いと日本人の生命観 ほか)
第2章 病―先端医療の明暗(臓器移植が抱える業(1)―脳死移植vs生体移植
もう少しくわしく―生体移植をどう規制したらいいか ほか)
第3章 世のため人のため…?―医学研究と私たちとの関わり(実験台になる―医療技術開発の当事者として;もう少しくわしく―人間を実験台にするのは学問の自由? ほか)
第4章 老と死とその先―人生の終わりと送り(老いは病か、老化防止は医療か;延命治療中止という選択―日本とフランスの例から考える ほか)
第5章 問いかけに答えるために(自分で決められるためには―インフォームド・コンセントは何のため?;宗教の影響をどう考えるか ほか)

著者等紹介

〓島次郎[ヌデシマジロウ]
1960年横浜生まれ。東京大学文学部卒。同大学大学院社会学研究科博士課程修了(社会学博士)。専門は生命倫理、科学技術文明論。三菱化学生命科学研究所主任研究員、自治医科大学客員研究員、東京財団研究員などを経て、生命倫理政策研究会共同代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

けんとまん1007

47
先端医療の文字から連想すること。確かに、その技術的な面ばかりがフォーカスされてしまい、実運用面への視点が広がらないと再認識。一概には言えないが、この国の現状として、かなり実施機関・関連団体任せという印象を持った。その根底にあるのが、他人事として捉える傾向が強いことがある。それは、文化・指向性と言ったものかもしれない。やはり、そこで倫理に立ち戻ってどれだけ考えられるかが大切だと思う。自分の身近なところから、考え直してみたい。2022/10/27

venturingbeyond

29
よくできた生命倫理の入門書。生命科学や医療技術の進歩により、生老病死を取り巻く環境の変容、迫られる選択の拡大や複雑化、生の条件そのものへの介入の可能性の拡大といった問題が顕在化してくる中で、本書は問題の所在を明確に示し、考えるべき問を読者の眼の前に提示してくれる。著者は、現代の生命倫理上の課題に対して、多様な主張や価値観を提示し合うことで公論を深化させ、民主的統制を有効に機能させることで対処すべきと説く。私たちの生のあり方を、共に考え、共に決めていくことへの「参加と責任」を求める一冊。2023/12/20

ようはん

16
代理出産などはよくニュースになっていたが医療は日々発達しているとはいえ、人道的宗教的問題から受け入れる為の道のりは思った以上に困難が多い。2024/01/17

たか

3
生老病死という仏教で避けることができないとされてきた苦悩から、医療技術が発達することによってそれを避けたり遠ざけたりできるようになりつつある。ただ倫理的な問題であり、プライベートな問題でもあるから、日本では胎児に障害が見つかった時の堕胎や末期患者の延命措置について、明確な基準を設けた法律がない。それは決断の負担を当事者に強いることになるし、実際の適用数が記録されないから今後の議論にもつながっていかない。 なんとなく当事者責任のグレーゾーンみたいなの、もうやめにした方がいいいと思う。2020/11/07

kaz

3
図書館の内容紹介は『生殖補助医療、遺伝子検査、ゲノム編集、再生医療、安楽死など、現在進行形で様々な倫理的問題が生まれている。「自分のこと」として向き合えるよう、基本的な事柄を網羅し、議論の基盤や政策立案などを提言する』。行政のあり方に関する見方等に一部偏りが観られるが、安楽死に対する考え方の整理等、終活を考えるうえでも非常に参考になる。2020/10/28

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