平凡社新書<br> 親を棄てる子どもたち―新しい「姨捨山」のかたちを求めて

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平凡社新書
親を棄てる子どもたち―新しい「姨捨山」のかたちを求めて

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  • サイズ 新書判/ページ数 237p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784582859041
  • NDC分類 369.26
  • Cコード C0236

出版社内容情報

著者が、自身の住む地域に「高齢者のためのコミュニティサロン」を開設して10年。そこでの体験を通して、高齢者が抱える孤独や貧困、家族の崩壊などを見つめ、今後の福祉行政のあり方を考える。

内容説明

著者が開設した高齢者のためのサロンの周辺では、親の介護を無理やり行政に押しつけるなど、「子が親を棄てる」ケースが特に目立つという。もはや、血縁を頼りに安心の老後を送ることはできない。『遠野物語』に出てくる「デンデラ野」のように、高齢者同士が集住し、助け合いながら生きる共同体こそが必要なのだ。「子に棄てられる」いまを生き抜くためにも、相互扶助が可能な「姨捨山」づくりをはじめよう。

目次

第1章 実の子が親を棄てていく
第2章 親を棄てた子の“事件”簿
第3章 親を棄てられなかったわたし
第4章 「棄老」に至る要因の根底には…
第5章 認知症とすれ違う家族の思い
第6章 なぜ、子は親を棄てるようになったのか
第7章 持続可能な「高齢者扶助システム」を目指して

著者等紹介

大山眞人[オオヤママヒト]
1944年山形市生まれ。早稲田大学文学部卒業。出版社勤務を経て、ノンフィクション作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まゆまゆ

16
介護が必要となった親をどうするか、は時代とともに考え方が変わった。介護保険制度ができる前は、まだ親の面倒を子どもが見るのが当然という慣習があり、目の届く範囲で介護するのが一般的であった。介護の社会化により家族の負担は軽減されたが、親の介護をしたくない子どもは昔からいた。自分の生活で精一杯で親の面倒を見てられない、と考える人達が現代では多数派になり、むしろ積極的に関わりたくないと考える人が増えている、らしい。2020/01/15

Shimaneko

16
ルポの態を装った町内会の世話役老人の寝言レベル。家庭の事情は十人十色だし、家族崩壊の原因が子の側だけにあるわけでもない。遺骨の引き取りすら拒否するような子を育てた(あるいは育てなかった)親が、年老いてから同世代の他人と相互扶助の共住?しかも自給自足?って、どんだけお花畑の世界だよ。血縁より地縁という提唱には基本的に賛同できるが、目指すべきは「新しいデンデラ野(姥捨山)」ではなく、多世代が交流しながら支援しあう地域コミュニティの再建ではないのか。ぷんすか。2019/06/02

フクミミ

11
タイトルと内容が違っているのでは? 2019/04/16

犬養三千代

8
そうだな。、父を見舞ったのは週一、わだかまりのあった母は月二回だった。棄てていたのかも知れない。、解決策は様々な階層がすむ集合住宅???2020/02/04

田中峰和

8
今、国会で追及されている2000万円問題だが、これは夫婦が健康で長生きした場合のケース。発症時期は差はあっても大半の老人は認知症かガンを発症するので、この額では到底足らなくなるはず。ここまで核家族化が進めば、今更子どもたちに頼れないし老々介護はましな方。事例1のように揃って認知症になれば子に頼るしかないが、子からすれば面倒を看る義務もない。親は子への扶養気味があるが、子は親の面倒を看る必要がないという上野千鶴子の主張に著者は違和感を持つが、民法上は上野説の通り。年金だけでなく介護保険も破綻するのは確実だ。2019/06/11

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