出版社内容情報
著者が妻のロンドン転勤に伴い通信社を辞め、家事と小学生の娘の世話に専念することに。そこで見えてきた「紳士の国」の素顔とは。
《目次》
はじめに
第1章 「紳士の国」は本当か
紳士の国の運転マナー/なぜ、紳士の国なのか
ジョン・レノンはイギリス的か/サッチャーはパンク政治家
狭い道を飛ばすのがイギリス流/おまわりさんも守らない歩行者信号
どうしてそんなに急ぐのか/遅れてもネバーマインド/食事は燃料
味より大切なものがある/食事の時間はフランスの半分
第2章 シャイな人たちとのおつきあい
最初はとっつきにくいイギリス人/金離れはいいけれど
英陸軍を早期退職して専業主夫に/サッカーの話は要注意/欧州では珍しい制服
何着ていても大丈夫/半袖マンに袖無しレディー/英語が通じる国だから
ウィンブルドンテニスの観戦作法/持ち前の冷静さはどこへ/車掌のユーモア
第3章 子供を現地校に通わせてみた
日本とすっかり変わった生活/お母さん方とのおつきあいも勝手が違う
会話が弾んだと思ったのに/そして、日本のお母さん方
伝統的な階級があった時代のほうが幸せ?/一味違った補習校の世界
イギリス独自の学校用語/「決して怪しいものではありません」
あっという間に娘に先を越された英語/学校に教科書なし/子供を医者に連れていくと
ただより高いものはない/「あなたには扁桃腺がありません」/イギリスでも深刻な学力低下
1年の半分以上が休み/ストレスのネタに事欠かない車での送り迎え
イギリスでの交通違反/最大の難敵、自転車/入学式も卒業式もなし
第4章 それでもイギリスはおいしい?
最大の腕の見せどころも、問題続出/5年間の料理メニュー/レシピ通りに作っても
イギリスのスーパー事情/重宝した韓国人街/焼き魚の主役はスズキとクロダイ
ニジマスは中華蒸しで/オイスターカードは使ってもカキは食べない
茹でたロブスターをつつく男/臭う肉も胡椒をかければ
卵は確かめずに買ってはいけない/野菜嫌いのベジタリアン
ウェールズを代表するネギ/なじみのない野菜もゾロゾロ
財布にやさしい果物/見た目はフランスパンなのに/紅茶はがぶ飲みするけど
成年男子はビールが主食/厨房に妻を入れるべからず
第5章 住まいが私を苦しめる
住まいはビクトリア様式の元小学校/トイレの水が止まらない
最後まで、家は私を苦しめた/手の甲を直撃する便座
屋根が落ちるのはあたりまえ/危険すぎる掃除/イギリスはうるさい
会社を辞めて一番うれしかったこと/イギリス人は家に名前をつけるのが好き
通り一つ隔てると/ロンドンのトイレ事情/しつけがいいはずの犬でいっぱい
ミュージカルがおすすめ/イギリスでは乗り越しが犯罪/庭はいいけど、お食事は
長い休みはイギリス以外に
あとがき
加藤 雅之[カトウ マサユキ]
著・文・その他
内容説明
通信社の国際派記者が妻の転勤にともない会社を辞め、ロンドンで家事と小学生の娘の世話に専念することに。それまでの生活から一変、娘を学校に送り迎えする日々。車に乗ればクラクションを鳴らしまくり、狭い道を飛ばすのがイギリス流。それなのに、時間に遅れもネバーマインド。「紳士の国」の実態を専業主婦の目線からユーモラスに描く。
目次
第1章 「紳士の国」は本当か(紳士の国の運転マナー;なぜ、紳士の国なのか ほか)
第2章 シャイな人たちとのおつきあい(最初はとっつきにくいイギリス人;金離れはいいけれど ほか)
第3章 子供を現地校に通わせてみた(日本とすっかり変わった生活;お母さん方とのおつきあいも勝手が違う ほか)
第4章 それでもイギリスはおいしい?(最大の腕の見せどころも、問題続出;5年間の料理メニュー ほか)
第5章 住まいが私を苦しめる(住まいはビクトリア様式の元小学校;トイレの水が止まらない ほか)
著者等紹介
加藤雅之[カトウマサユキ]
1962年東京都生まれ。ジャーナリスト。87年早稲田大学大学院文学研究科フランス文学専攻修士課程修了後、時事通信社入社。主に経済・国際関係を中心に記者、編集者として活動、2002年から06年までジュネーブ特派員を務めた。11年からフリーとなり、16年5月までロンドン在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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