平凡社新書<br> 童謡はどこへ消えた―子どもたちの音楽手帖

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平凡社新書
童謡はどこへ消えた―子どもたちの音楽手帖

  • 服部 公一【著】
  • 価格 ¥902(本体¥820)
  • 平凡社(2015/06発売)
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  • サイズ 新書判/ページ数 245p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784582857788
  • NDC分類 767.7
  • Cコード C0273

出版社内容情報

長く童謡作曲を手掛けてきた著者が、日本に童謡が生まれた時代的な意義と歴史、さらには交流録、音楽教育事情などを縦横無尽に綴る。

はじめに──歌は世につれ、リズムにつれ

?T. 童謡の誕生から現在まで
童謡の誕生
戦意高揚歌
川田正子の時代
童謡の戦後革命
テレビと童謡
ベートーベンと童謡
『赤い鳥』から芸術歌曲も生まれた
童謡のこれから

?U. 思い出す人びと
童謡の自分史…………54
我が家のドレミファ維新
山田耕筰先生
サトウハチロー先生と中田喜直先生
團伊玖磨先生
くまちゃんと石原裕次郎
うたのおじさん、友竹正則

?V. 子どもと音楽
十九世紀音楽の影響?
音楽の勉強について
レコード大賞童謡賞
スズキ・メソードとトヨタ自動車
ピアノ伴奏、ギター伴奏
流行り歌のながれ
オケ・グループレッスンの話
ピアノの半世紀
「才能の無駄使い」ではなかった話
ゴーストライター事件に学ぶ
音楽療法
クラシック・コンサートに子どもを連れていくべきか
清く正しく美しく
映画と音楽、活動写真と弁士
校歌、応援歌

?W. 童謡あれこれ
「ぞうさん」
「ひょっこりひょうたん島」
「月火水木金土日のうた」
「おもちゃのチャチャチャ」
「手のひらを太陽に」
「チューリップ」
「鞠と殿さま」
「北風小僧の寒太郎」
「おばけなんてないさ」
「犬のおまわりさん」
「アイスクリームのうた」

?X. 懐かしい唱歌
「故郷」(文部省唱歌)
「早春賦」
「花」
「冬の星座」
「野ばら」
「児嶋高徳」
「兵隊さんよありがとう」
「進め少国民」

谷川俊太郎氏との対話

【著者紹介】
1933年山形市生まれ。作曲家。学習院大学、ミシガン州立大学などに学ぶ。東京家政大学大学院教授、附属幼稚園園長、ユネスコ音楽評議会日本代表などを歴任。作曲家としては管弦楽曲、合唱曲などが多いが、童謡では「アイスクリームのうた」「まーちんぐ・まーち」がよく知られる。外務大臣表彰、芸術祭奨励賞、日本レコード大賞童謡賞などを受賞。エッセイストとしても定評があり、『パパとママの音楽手帖』(文春文庫)、『音楽のある風景』(朝日新聞社)、『子どもの声が低くなる!』(ちくま新書)など著書多数。

内容説明

世の中に童謡が流れなくなって久しい。「夕焼小焼」「シャボン玉」「めだかの学校」「お星様」「おもちゃのチャチャチャ」「とんでったバナナ」「アイスクリームのうた」…かつて子どもたちを魅了した童謡は、時代の流れに取り残されてしまったのか。長く作曲を手掛けてきた著者が綴る、詩情豊かな童謡へのオマージュ。

目次

1 童謡の誕生から現在まで(童謡の誕生;戦意高揚歌 ほか)
2 思い出す人びと(童謡の自分史;我が家のドレミファ維新 ほか)
3 子どもと音楽(十九世紀音楽の影響?;音楽の勉強について ほか)
4 童謡あれこれ(「ぞうさん」;「ひょっこりひょうたん島」 ほか)
5 懐かしい唱歌(「故郷」(文部省唱歌)
「早春賦」 ほか)
谷川俊太郎氏との対話

著者等紹介

服部公一[ハットリコウイチ]
1933年山形市生まれ。作曲家。学習院大学、ミシガン州立大学などに学ぶ。東京家政大学大学院教授、同大学附属幼稚園園長、ユネスコ音楽評議会日本代表などを歴任。作曲家としては管弦楽曲、合唱曲などが多いが、童謡では「アイスクリームのうた」「マーチング・マーチ」がよく知られる。外務大臣表彰、芸術祭奨励賞、日本レコード大賞童謡賞などを受賞。エッセイストとしても定評があり、著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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RED FOX

12
月曜日〜笑ってる〜ゲラゲラゲラゲラ笑ってる〜などの作曲家の童謡エッセイ。童謡を近代まで作っていた国というのは、例がないらしい。明治大正の頃の日本人達に思いを馳せます、わかりませんが(>_<)2018/05/01

乱読家 護る会支持!

5
童謡とは大正七年ころから作られはじめた創作子どもの歌を総括した呼び名。明治以後の日本文化の西洋化、西洋文明に追いつけの風潮から生まれてきた日本的なドレミファ音楽の産物。現在はNHK「おかあさんといっしょに」以外は、テレビで流れることは無くなった。明治維新後の西洋音楽の普及の流るを知る本。。。。さて、西洋音楽輸入以前は、日本人はどーんな歌を歌っていたのだろう。音楽の授業で習った滝廉太郎以前は、どんな作曲家がいたのだろう、、、あ、陸奥さんに訊いてみよう!(=゚ω゚)ノ2015/10/22

HMax

4
「童謡が衰退しているのか?」と興味津々で読み始めましたが、ちょっと違うようで、著者の昔懐かしい思い出話がメインの内容でした。ぞうさん「お鼻が長いのね」が悪口で「母さんも長いのよ」と誇りを持って答えたと、いうのが作詞者自身のコメントというのに驚きを感じました。2015/11/09

華形 満

4
本編全5章の内、中心の2章は著者の回顧録や現在の「佐村河内事件」への感想など本題から大きく逸れてしまっていて興味半減。折角の童謡大家の著作なのだからもっとテーマに沿った話を読みたかった。日本の童謡の一番良いところは何と言ってもそこに日本の四季を感じられるところなのにそこに触れられていないのが如何にも残念。例えば「花」「桜」「鯉のぼり」「背比べ」「夏は来ぬ」「海」「小さい秋見つけた」「たき火」「雪」等々枚挙に暇ない。最終章の谷川俊太郎との対話がまあ興味深かった。2015/06/24

海戸 波斗

3
童謡の話のはずなのだが・・・話が盛りだくさん過ぎてパニック。服部先生ゴメンナサイ。合唱コンクールの選曲について「今の歌が今までで一番良い」と思うのだがいかがだろうか?「寒ブリの歌」を延々歌わせられきかされる時代はもう来ることはない。冬の海はぶりの海だよ。じゃなくて氷見の海だったみたい。知らなかった。安心しろ私。2015/07/22

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