出版社内容情報
「高額所得者公示制度」が発表された1948年から、現在に至るまで、その時代時代に、どのような億万長者がいたのかを俯瞰する。
《目次》
はじめに
第一章 新興成金と炭鉱業者の時代 1947~1953
もはや戦後ではない/一九四七年度 トップの加藤尚って誰?/一九四八年度 滞納ナンバーワンの高利貸し、森脇将光/一九四九年度 新聞記者から逃げ回る大野富則/一九五〇年度 個人経営だからこそトップになった黒沢貞次郎/一九五一年度 匿名組合だからトップになった古谷博美/一九五二年度 馬主としても有名だった上田清次郎/一九五三年度 株もやる紡績会社の近藤信男一族/「番外編」富裕税でみた長者番付/一九五〇年度の富裕税 戦後も大金持ちだった三大財閥/一九五一年度の富裕税 地方財閥も健在/一九五二年度の富裕税 長者番付に先んじてトップになった松下幸之助
第二章
内容説明
「長者番付」は、時代を映す鏡である。戦後の混乱のなかから新興成金が勃興し、朝鮮特需とともに炭鉱業者が隆盛を極める。そして、奇跡とも呼ばれた高度経済成長を迎え、創業者が台頭し、土地成金も生まれた。さらに、バブル経済とその崩壊、デフレのなかで、どんな人物が高額所得をあげてきたのか。億万長者から戦後日本を俯瞰する。
目次
第1章 新興成金と炭鉱業者の時代 1947~1953
第2章 松下幸之助の時代 1954~1968
第3章 土地長者の時代1969~1982
第4章 所得税法の改正 1983~1991
第5章 再び創業者の時代へ 1992~2004
終章 フォーブスの億万長者 1998~2013
著者等紹介
菊地浩之[キクチヒロユキ]
1963年北海道生まれ。國學院大學経済学部を卒業後、ソフトウェア会社に入社。企業勤務の傍ら、論文・著作を発表。専門は企業集団、企業系列の研究。2005~06年、明治学院大学経済学部非常勤講師を兼務。06年、國學院大學経済学博士号を取得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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