出版社内容情報
かつては、ほとんどの国が君主国だったが、今では29か国(英連邦を除く)を数えるのみ。現在の世界を理解するうえで、ぜひとも知っておきたい各国王室の歴史を、系図をもとに読み解く。
内容説明
18世紀には、ほとんどの国に王様(君主)がいたのに、今では世界で、わずか30人を数えるばかり。しかし、王室をよく見ると、面白いことがわかってくる。たとえば、ヨーロッパの王室はみんな親戚だったり、肩書きから、国にも上下関係があることがわかったり―。歴史もゴシップも、この一冊にすべてまとめた!系図をたどれば、歴史の闇から、世界史と日本史の秘密があぶり出される。
目次
序章 帝王の肩書きには“悠久の歴史”が秘められている
第1章 女王のイギリスとフランスの万世一系
第2章 ハプスブルク家と神聖ローマ帝国
第3章 ヨーロッパのスキャンダラスな王族列伝
第4章 ヨーロッパの王様はみんな親戚
第5章 イスラムの君主たち
第6章 世界でもっとも敬愛されるタイ王室の危機
第7章 中華帝国が4000年も続いた知恵
第8章 韓流ドラマではわからない韓国王室事情
エピローグ 世界のなかの日本の皇室
著者等紹介
八幡和郎[ヤワタカズオ]
1951年滋賀県生まれ。評論家、徳島文理大学大学院教授。東京大学法学部卒業後、通商産業省に入省。フランス国立行政学院(ENA)に留学の後、同省大臣官房情報管理課長、国土庁長官官房参事官などを歴任。退官後、テレビ・ラジオへの出演や出版など、幅広い活動を展開(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
1 ~ 1件/全1件