出版社内容情報
ユダヤ人街からアラブ、アフリカ、中華街まで。観光ガイドには登場しない移民街をくまなく歩き、その歴史といまを紹介することで都市の実像を描く、異色のパリ名所案内。
内容説明
花の都、パリ―。誰もが慣れ親しんだきらびやかな光景の陰に、移民たちが暮らす知られざる世界がある。旅の合間に思い切って足を延ばしてみれば、そこにはきっとあなたを魅了してやまない、異国情緒溢れる空間が待っている。
目次
1 歴史の痕跡に耳を澄ます―ユダヤ人街(ユダヤ人街・マレ地区のメイン・ストリート―ロジエ通り;パリ一美しい広場へ―ヴォージュ広場 ほか)
2 イスラーム文化を味わう―アラブ人街(イスラームの美を訪ねる―ラ・グランド・モスケ・ドゥパリ;美しきパリ人たちがここに?―ティノ・ロッシ公園からアラブ世界研究所まで ほか)
3 混沌の街を歩く―アフリカ人街(小説『居酒屋』の舞台となった場所―グット・ドール地区;不法滞在者たちと灼熱のマルシェ―サン=ベルナール教会からシャトー・ルージュまで ほか)
4 アジアから遠く離れて―アジア人街・インド人街(カンボジアからパリへ―十三区の中華街;一九六〇年代の再開発が生んだ魅惑的な空間―オランピアド広場 ほか)
パリの城壁―あとがきにかえて
著者等紹介
清岡智比古[キヨオカトモヒコ]
明治大学理工学部(総合文化教室)准教授。専門はフランス語・フランス文学。元NHK「テレビでフランス語」講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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