内容説明
ひたすら歩くウォーキングもいいが、知性と感性で楽しむ“スローウォーキング”もいいもの。川端や太宰、安吾、藤沢周平など、文豪が遺した名作の舞台や場面を訪ねてみよう。ウォーキングの達人が選ぶ、おすすめ35コース。
目次
第1章 名木の根元を探るウォーキング
第2章 名作の場面を追うウォーキング
第3章 古典の核心に迫るウォーキング
第4章 歴史の舞台を踏むウォーキング
第5章 古道の今昔を知るウォーキング
第6章 芸術の真髄に触れるウォーキング
著者等紹介
武村岳男[タケムラタケオ]
新聞記者、スポーツ誌編集長を経て現在はスポーツジャーナリスト。学生のころから登山やスキーなどアウトドアスポーツに打ち込み、なかでもウォーキングは50年近くのキャリアがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Tadashi_N
18
ガツガツ歩くだけが目的ではないウォーキングの案内。六義園や三鷹は行ってみたい。2022/04/12
Cinejazz
13
タイトルに惹かれ手にした。本書に掲載されたウォ-キング・コース35篇の奥行きの深さと饒舌なガイドぶりに圧倒される。本好きが嵩じて、作者ゆかりの地や舞台となった名所旧跡を訪ね歩くだけでは終わらない、歴史や芸術への幅広い知識と感性があってこそ、本書を有意義に愉しむことができる「通」のための「おすすめ35コース」。松尾芭蕉、太宰治、川端康成、柳田國男、井上靖、山本周五郎、藤沢周平、島崎藤村、三島由紀夫、青木繁らの足跡を、現地の地図を見ながら机上でのウォーキングで気を紛らすコロナ時代のガイドブック。2021/07/29
Humbaba
6
様々な場所で,様々な歴史がある.そして,何よりも文学の舞台やその著者の足跡をたどる事ができる.歩くことが健康によいのは事実である.しかし,それだけでなく,文化的な場所を見て回るというのもよいものであろう.2012/06/27
オールド・ボリシェビク
3
名作の舞台や作家の強度を尋ねながらのウォーキングガイドである。登場するのは35コース。藤沢周平の鶴岡、白樺派が集った我孫子、太宰の三鷹、平家物語の掉尾を飾る大原などが、マップ付きで紹介されている。それにしても、どのコースも10㌔くらい、軽く歩いているぞ。ウォーキングだからそのくらい歩かないと、話にならないのか。運動不足の身にはきつそう。2024/07/05
ソニックゆうすけ
2
両方共好きな事なので、読んでみる。気軽には行けない場所、土地勘が無い場所も多かったので、今イチ頭に入ってこなかった。地図があるのは好意的でいつか行ってみたい。日本にいるだけで楽しみが一杯。2024/01/23
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