内容説明
成田‐福岡間や大阪‐札幌間の運賃が、わずか三八〇〇円。こんな時代を、いったい誰が想像しただろうか?そもそも「なぜ安くできるのか」、「本当に安全なのか」。激安航空の「からくり」に迫るとともに、それを可能にした航空自由化の道のりを振り返り、来る「アジア大航空時代」を展望する。
目次
第1章 格安航空(LCC)の登場(戦国時代に突入した日本の空;LCCはなぜ安い運賃を提供できるのか;世界の革命児になったLCC;「運賃高値国」の崩壊;「空飛ぶ電車」ピーチが誕生)
第2章 アジアで進むオープンスカイ(世界の空は全面自由化に;IATA運賃の崩壊;ついに開国に舵を切った日本;「アジア大航海時代」が到来)
第3章 アライアンスと新機種に懸けるレガシー(疲弊したレガシーのビジネスモデル;救世主となったアライアンス;フルラインかを進めるレガシー;新機種が「ゲームチェンジャー」)
第4章 甦るのか、日本の空(多様化するサービス・運賃;JALは甦るのか;ANAの課題;本格LCCになれるのかSKY;新規社に未来はあるのか;変革を迫られる空港;交通基本法で何が変わるのか)
著者等紹介
杉浦一機[スギウラカズキ]
1947年石川県生まれ。航空アナリスト。首都大学東京客員教授。利用者サイドに立ったユニークな視点から執筆・講演などで活躍中。参議院運輸委員会調査室客員調査員、経済産業省産業構造審議会臨時委員、東京都の航空機関連委員会委員、福岡空港調査委員会委員なども歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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