平凡社新書
大阪船場おかみの才覚―「ごりょんさん」の日記を読む

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  • サイズ 新書判/ページ数 227p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784582856217
  • NDC分類 384.3
  • Cコード C0239

内容説明

かつて、大阪船場の商家では、主人の妻は“ごりょんさん”と呼ばれた。経営に才覚を発揮したり、店員や女中の教育や世話などで大きな役割を果たしたと言われる。『細雪』をはじめ、文学や映画でも憧憬の対象として描かれた“ごりょんさん”とはどのような存在だったのか。現存する日記を通して、そのくらしぶり、商家のしきたりを考察する。

目次

第1章 あこがれのご寮さん
第2章 ご寮さんという存在
第3章 杉村久子という人
第4章 店員との関係―吾助の結婚
第5章 女中との関係―杉村家に出入りする女たち
第6章 つき合いと贈答

著者等紹介

荒木康代[アラキヤスヨ]
大阪市生まれ。関西学院大学非常勤講師。社会保険労務士・中小企業診断士。商店・商店街の調査相談、企業の人事労務コンサルティング業務などを経て、2002年関西学院大学大学院社会学研究科に入学。2009年、関西学院大学社会学研究科博士後期課程修了。博士(社会学)。専門は経営社会学・歴史社会学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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