平凡社新書
菅江真澄と旅する―東北遊覧紀行

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  • サイズ 新書判/ページ数 262p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784582855982
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0295

内容説明

天明三年、みちのくを目指し旅に出た菅江真澄は、行く先々で丹念な日記をつけ、村に生きる人々の生活や民俗行事を事細かに写し取った。厖大な記録からなる人間賛歌の誕生から二百年、その足跡を辿るべく、詩人がふたたび旅に出る。見て、聴いて、歩く。そして書き、描く―。真澄が体験した世界がいま、甦る。

目次

菅江真澄 稀有の旅人
角館―真澄の死所は
阿仁
藤里―白神山地へ
男鹿
鹿角―「外が浜風」の旅
深浦―椿崎や見なんとて
津軽半島一周(上)―西海岸「外浜奇勝」の旅
津軽半島一周(中)―東海岸「外が浜づたひ」の旅
津軽半島一周(下)―夏泊半島椿山「津軽の奥」の旅
気仙沼―「はしわのわかば続」の旅
北海道渡島半島西海岸―「えみしのさへき」の旅
下北半島一巡
藤里ふたたび
花巻~北上―「けふのせば布」の旅

著者等紹介

安水稔和[ヤスミズトシカズ]
1931年、神戸市生まれ。放送作品、舞台作品、ミュージカル、合唱曲など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

HANA

5
新書という形態からして菅江真澄の入門書かと思いきや、著者の旅日記であった。東北出身者や思い入れがある人ならいいが、それ以外の人は耳慣れない地名が多いため結構読みづらいかも。単なる旅行記ではなく、もっと菅江真澄と関連したことを書いて欲しかった。2011/08/20

ワッピー

2
なぜ菅江が旅の生涯をおくったのかという謎は解けず。著者が江戸末期の菅江の旅を追い求めるために旅を続けたことはライフワークともいえるのだろうけど、「菅江を追う著者の旅」であって、自分が勝手に期待していたものとは違ったものでした。2011/09/19

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