平凡社新書
未来へ向かう心臓治療―最先端医療の現場から〈2〉

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  • サイズ 新書判/ページ数 203p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784582855425
  • NDC分類 493.23
  • Cコード C0247

内容説明

心臓病をまねく食生活やストレスなど、人びとの生活改善の方法と緊急時の対応、そして、最先端の治療法から退院後の生活の仕方に至るまで、第一線の臨床医が、患者や家族の立場に立って、わかりやすく解説。「心臓病」について、気鋭の臨床医が最新医療の内容をあまねく紹介する。

目次

第1章 心臓病と動脈硬化の加速(急増する心臓病と、その原因;不整脈とその治療 ほか)
第2章 生活習慣病とストレス(糖尿病;脂質異常症 ほか)
第3章 負の連鎖を断ち切るために(負の連鎖が生じる要因;甘いものは食べてはいけない? ほか)
第4章 虚血性心疾患の発症から治療へ(虚血性心疾患の起こりやすい時間帯とその誘因;狭心症の発症と対応 ほか)
第5章 心機能の再始動と社会復帰に向けて(リハビリテーションの開始と再検査;退院後の通院と、医師の問診、Q&A ほか)

著者等紹介

森田敏宏[モリタトシヒロ]
1965年千葉県生まれ。91年東京大学医学部卒業。医学博士。日本加圧トレーニング学会理事。都立墨東病院救命救急センター、心臓血管研究所附属病院を経て、96年東京大学医学部附属病院に帰任。2008年まで心臓カテーテル手術のチーフを務め、年間50例程度だった手術数を、600例まで増やす。また01年には「加圧トレーニング」を全国の公的病院で初めて導入(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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アルカリオン

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「最先端医療」と言っても夢の新薬等の話ではなく、地に足のついた書きぶりで、一流病院で現在行われている治療等についてわかりやすく解説している。患者の病態、原因、治療法の進展等についてもしっかりと解説しているが、著者が一番強調したいのは予防医学の重要性だと理解した。心筋梗塞予防薬が劇的な効果を有しているとされていても、高齢の患者予備軍を分母とした治験に基づくものであり、(グラフの錯覚効果が寄与している面もあるので)根本的な解決にはつながらない。若い時からの生活習慣の改善こそが鍵であるという指摘は説得力がある。2018/04/03

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