内容説明
いったん壊れたら「治らない」と言われてきた脳にも、ダイナミックな損傷修復の力が存在する。第一線の臨床医が、脳卒中の予防法から「脳ドック」の利用法、最新の治療法、家族の対処法、そしてリハビリの方法に至るまで、患者や家族の立場に立って、わかりやすく解説する。「脳の病」について、新進気鋭の臨床医が最新医療の内容をあまねく紹介する。
目次
第1章 脳の神秘
第2章 脳卒中の治療につながることを期待して
第3章 脳に影響を及ぼす生活の変化
第4章 一の予防は百の治療に優る
第5章 この症状はもしかして脳卒中―そのときの対応は
第6章 退院、転院後の生活で大切なこと
最後に―良い医師とは
著者等紹介
大宅宗一[オオヤソウイチ]
1973年福島県生まれ。98年東京大学医学部卒業。医学博士。98年より脳神経外科の臨床医として、東京大学医学部附属病院脳神経外科、埼玉医科大学総合医療センター、会津中央病院、関東労災病院などで難手術に挑む。2008年から米国クリーブランド・クリニック「神経科センター」に勤務し、現在に至る。同クリニックは米国オハイオ州にある従業員2万7000人の大規模な医療機関で、世界規模のヘルスケア・システムを誇る。神経科センターは、広範囲にわたる神経関係の疾患に対する多角的な臨床研究プログラムを持つ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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