平凡社新書
家族を看取る―心がそばにあればいい

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  • サイズ 新書判/ページ数 215p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784582854992
  • NDC分類 490.15
  • Cコード C0277

内容説明

看取りの形はそれぞれ違っても、家族を大切に思う気持ちは必ず伝わる―。そんな看取りを実践している柴田久美子と「なごみの里」。彼女たち「看取り師」への丹念な取材から、看取りの知恵と、看取ることの意味を探る。旅立つ人のためだけでなく、私たち自身のための「看取り」。

目次

第1章 幸せな死を迎えるには(甘い笑顔;死に様は自分で ほか)
第2章 柴田久美子と「なごみの里」の看取り(なごみの里の実践;看取り師になるまで ほか)
第3章 家族で看取るために(家族の力;家族を看取るために ほか)
第4章 多死社会に向けて(女は出産、男は看取り;男性が介護をするということ ほか)

著者等紹介

國森康弘[クニモリヤスヒロ]
1974年生まれ。京都大学大学院経済学研究科、イギリス・カーディフ大学ジャーナリズム学部修士課程修了。神戸新聞記者を経て、フリーのフォトジャーナリストとして、イラク、ソマリアなどの紛争地や貧困地域を取材。国内では医療・少子高齢化社会の問題や元日本軍兵士、野宿労働者を取材し、新聞・雑誌などに数多く寄稿している。2008、2009年度上野彦馬賞入賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ダージリン

14
職場の人からの借り本。帯にあった「逝く人が満足し、残る人が救われる「看取り」のかたち。」とあった、貴重な体験が書かれてました。思うところが多くて、感想が難しい~。ほとんどの人が直面するであろう問題に、光をもたらす内容でした。2012/05/20

黒木 素弓

6
いいお話。日本中の一人一人が全員読んで欲しい本。この中には、死の尊厳と死への希望、看取る人と死に行く人の幸せが書いてあります。更に高齢化していく日本における『看取り師』という職業の必要性がひしひしと感じられました。2012/07/21

Shimaneko

3
タイトル買いの新書って、たいてい期待を裏切られるんだよなー。「幸齢者」という呼称がまず肌に合わない。そりゃそうできたら理想だよね、と思う記述ばかりで、リアルに姉を在宅で看取り、今80代の老父母の介護に振り回されてる身には、絵に描いた餅的印象を拭えず。残念。2013/10/28

バニラ

2
速読練習用 20分 「なごみの里」の取り組みや考え方。ホームホスピスになるのかな?2019/11/24

けんたろう

2
最後に国内の見本となる施設を紹介していた。高齢者にはできるだけ自分でさせて、ADLを低下させない事が長く元気でいられる。現在看取りは病院でする事が多いが、できれば自宅で看取りその場面を子どもにみさせる事もいい教育になると思う。2010/12/15

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