内容説明
声の力は大きい。素敵な声で話せれば、間違いなく印象はよくなり、説得力はアップする。でも、どうすれば変えられるのか…。実は、声は簡単なエクササイズで確実に変わるもの。言語聴覚士が、医学的な知識にもとづいて、「声と話し方の技術」をわかりやすく伝授。声を変えて、好感度をあげる。仕組みを知って、よりよい声に。
目次
序章 声は変えられる!
第1章 声を人に届かせる―声の大きさ・長さを変える
第2章 魅力的な声になる―声の質・高さを変える
第3章 役割に合った声のマネージメント―くせを正すとより伝わる
第4章 声にトラブルを抱えてしまったら―声の疾患
第5章 仕組みを知って、よりよい声になる
第6章 声に効く生活習慣
第7章 声のチェックリスト
著者等紹介
村上由美[ムラカミユミ]
1972年東京都生まれ。上智大学文学部心理学科、国立身体障害者リハビリテーションセンター学院聴能言語専門職員養成課程卒業。言語聴覚士、(財)生涯学習開発財団認定コーチ。重症心身障害児施設で発達障害児・肢体不自由児の言語聴覚療法や発達相談に携わる。現在は、声に関するセミナーや自治体の発育・発達相談、発達障害関係のホームページ管理、原稿執筆、テレビ出演や講演などを行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
めがねまる
15
声が小さいのがコンプレックスなので手に取った本書。タイプ別の声の悩みの原因、トレーニング方法がわかりやすく書かれており、何が問題なのか理解しながらトレーニングできるのが良いところ。トレーニング自体無理なく続けられそうなもので、サボりつつも一応続いている。図書館本だけれど購入も考えている。2018/04/28
けいこ
12
低くて良く通る声に憧れます。トレーニングを暫くやらなかったら、喉の筋肉が落ちて来て息苦しくなった。続ける事が大事ですね。2014/12/29
RED FOX
7
しゃべることを科学、医学で考えたことがありませんでした。確かに聞きづらいトークほどではなくても全員何らかの発声の癖はありますなあ。自分も全然ダメなので気をつけようと思いました^^;2013/10/18
リアクト
4
トレーニングが半分以上占める。トレーニングはしたくないがハキハキと喋りたい。甘いな。笑 とりあえず、本をもう一度読むことが大事!笑2020/03/12
海星梨
4
声にも筋トレと正しい姿勢が求められるのかと絶望しつつ。これ、人と対面して話すときに目をそらす悪癖があるっぽくて喋ってから相手の理解まで間があるので、ちょっと意識してみようと思います。対象として高齢者を意識している文が多く、就活対策として手に取る若者向けの内容もいれてほしかった。個々の語の発音に関しては図表の引用だけで済まされていて、個人でやるなら言語学の入門者向けの動画つきテキストなどにあたる必要を感じた。2020/01/02
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