内容説明
毎日聞き流しているニュースにも、「憲法」が深くかかわっているものがたくさんある。その出来事がなぜ問題なのか、問題の本質は何か。「ニュースと憲法を結びつける」という視点で、知識ゼロからやさしく学ぶ憲法の本。「穴埋めクイズ」を解きながら憲法がわかる、“世の中のしくみ”がもっとわかる。
目次
格差社会を生きるには―生存権(二五条)
いじめっ子は学校に行かせなくてもいい?―教育を受ける権利(二六条)
女性が天皇になるためには―国民主権と天皇制(前文、一条~八条)
その平等は期限切れ?―法の下の平等(一四条)
「君が代」を歌う自由、歌わない自由―思想・良心の自由(一九条)
情報番組のウソと放送の自由―表現の自由(二一条)
なぜ悪人にも弁護士をつけなければならないのか―人身の自由(一八条、三一条~四〇条)
参議院なんかいらない?―国会(四一条~六四条)
首相の「任命責任」って何だ?―内閣(六五条~七五条)
「憲法の番人」の仕事としくみ―裁判所(七六条~八二条)
地方が幸せになるためには―地方自治(九二条~九五条)
ニッポンの財布が危ない―財政(八三条~九一条)
憲法の出発点―個人の尊厳と憲法の構造(一三条)
憲法を守らなければならないのは誰か―九条と憲法改正(九条、九六条)
著者等紹介
石本伸晃[イシモトノブアキ]
横浜市立大学文理学部仏文科卒業。大学在学中にフランスのモンペリエ大学に留学。1989年インドスエズ銀行入行、91年ドイツ銀行入行、94年ケミカル銀行(現JPモルガン・チェース銀行)ヴァイスプレジデント。2000年司法試験合格。2002年衆議院議員の政策担当秘書に就任。現在は弁護士として活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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tetuneco
クラウド
お魚くわえたザサエさん