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平凡社新書
考古学の教室―ゼロからわかるQ&A65

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  • サイズ 新書判/ページ数 231p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784582853872
  • NDC分類 202.5
  • Cコード C0220

出版社内容情報

遺跡はなぜ、地面に埋まってるの? どんどん掘って、遺跡はなくならない? 超キホン的な疑問から、Q&A方式でテンポよく迫る、明るく楽しい考古学入門。

内容説明

遺跡は、なぜ土の中にあるの?どんどん掘って、遺跡はなくならない?そもそも、考古学って何のため?…素朴な疑問からとらえなおすと、考古学はますます面白くてフカい。ヒトの智恵の宝庫が、そこには眠っている。目から鱗がハラリと落ちる、明るく楽しい考古学入門。

目次

1 遺跡を見渡す―発掘現場に立って(なぜ、そこに遺跡があるって分かるの?;遺跡は、なぜ土の中にあるの? ほか)
2 遺物を観察する―博物館を訪ねて(遺物と遺跡の違いは?;発掘した遺物は、その後どうするの? ほか)
3 考古学って何?―考古学の教室で(考古学は何を研究するの?;考古学は何のためにあるの? ほか)
4 考古学は未来学!―研究室を訪ねて(遺跡や遺物の古さや年代はどうして分かるの?;科学的な年代測定は確実なものなの? ほか)
5 考古学を楽しむ―ワインでも飲みながら(日本列島に人が住み始めたのはいつ?;三内丸山には縄文文明があったってほんと? ほか)

著者等紹介

菊池徹夫[キクチテツオ]
1939年、北海道函館市生まれ。早稲田大学文学部・東京大学文学部卒業。東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了。文学博士。早稲田大学文学学術院教授。比較考古学研究所所長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ネムル

7
「遺跡は、なぜ土の中にあるの?」といった入門編から、考古学と人類学の違いや考古学者の普段の生活といった他愛ない質問まで、Q&A形式で描いた本。もう少し大振りな入門書にあるコラムをまとめたような体裁で、入門一歩手前には丁度いい。「どんなに慎重で技術的に優れた発掘でも、掘ってしまう以上は、最終的には遺跡の破壊に違いありません」から、発掘技術がより進むであろう未来のために発掘調査を必要最小限に止めている。またはあえて手をつけず未発掘のまま地下に保存しているものもあるとか。なるほど。2015/05/11

おらひらお

3
2007年初版。65+2の質問とその回答から構成された本で、どこからでも読み始めることができます。やはり考古学には強い好奇心と楽しむ力は必須の要素みたいです。2012/12/19

misui

1
考古学がいかに地道な分野かがよくわかる。日本考古学は土器型式による編年研究が進んでいるとのことで、以前から興味もあったし少し調べてみようかな。2020/03/20

くまきん

1
どうも考古学徒を目指す真面目な高校生あたりをターゲットにした本の様な感じ。もっと裏話とか面白いエピソードを期待したんだけどなぁ〜。2015/06/23

T-top

0
かなり基本的な質問が多く、入門書としては最適。物足りない点はまた自分で調べればよろしい。2015/12/13

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