内容説明
古本が好きでたまらない。古本の魅力とは何だろう。何が人を蒐集に駆り立てるのか。明治以降の人気商品の変遷を、戦後の初版本ブームを知りたい。本を愛し、記録することに情熱を注ぐ人々を知りたい。読む楽しみ、集める喜び。気がつけば、人は古本に癒されている。本書は、至楽への案内がテンコ盛り。
目次
序章 人を蒐集に駆り立てるもの
第1章 浮世絵評価の変遷
第2章 明治文献はなぜ値が上がったか
第3章 戦後復興と古本界の動き
第4章 明治百年と初版本ブーム
第5章 記録する人々
第6章 蜀山人大田南畝をめぐって
第7章 考証家真山青果の誕生
第8章 癒しの古本
著者等紹介
樽見博[タルミヒロシ]
1954年茨城県生まれ。法政大学法学部政治学科卒業。79年日本古書通信社に入社。以後、月刊「日本古書通信」の編集、『全国古本屋地図』の編纂などに従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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