内容説明
職場のいじめ・嫌がらせが激増している。生活の糧を得る場で起こるだけに、それは深刻さと悲惨さが際立つものとなる。逃れようにも逃れられず、壊れていく人。それを周囲で見ている人。「苛立つ職場」で誰もが息苦しさを感じている。長年、労働問題に携わってきた“相談屋”が職場いじめの背景と「撃退術」を説く。
目次
第1章 苛立つ職場(苛立つ職場;壊れる人たち)
第2章 職場のいじめとは何か―パワハラ最新事情(パワハラ最新事情;変わる職場の人間関係 ほか)
第3章 モラールダウンの時代(“変化”の時代;職場では、今 ほか)
第4章 職場の中の不愉快な人たち(企業の戸惑い;不愉快な人たちとの付き合い方 ほか)
第5章 相談屋が教えるパワハラ撃退術(“やられたらやり返す”が基本;人間関係は変えられる ほか)
著者等紹介
金子雅臣[カネコマサオミ]
1943年生まれ。東京都労政事務所で長年にわたり労働相談の仕事に従事。現在、セクハラ・リストラ・職場のいじめ問題などを専門とするジャーナリストとして活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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すいか
2
前半は事例集。これは面白い。後半パワハラ撃退法。期待して読んだけど、結局具体的で効果のある撃退法が紹介されているわけではない。そんなものないのだろうから当然なのだろうけれど。心構えしだい的な精神論を展開するだけ。 2012/02/04
gondan
2
★★★★☆ パワハラ撃退術に関してはまあまあ参考になった。ただ、自分の会社はもともとブラック会社なので、パワハラを時代のせいにしている論調には賛同しかねる。2011/01/02
ホンスキー
2
4時間で読んだ。 職場でのひどいパワハラやいじめの例がたくさん出てきて、読んでいて辛かった。自分も職場のことで悩んでいるが、その悩みはまだたいしたことないのかもしれないと思った。 文章は読みやすかったが、所々知らない言葉が出てきて勉強になった。 ただ、他の方も書いてるように、肝心のパワハラへの対策が、ほぼ意識改革だけで終わってしまっているのが残念。2010/02/05
うり坊助
1
5章の対処法はとても参考になる。誰でも直面しうるであろう様々なパワハラ例?のようなエピソードが紹介されていた。一読の価値アリ2023/05/27
だいすけ
1
自分への関心は持続的、他人への関心は瞬間的。2017/01/18
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