内容説明
男の料理といえば、高級食材を使い、ウンチクをたっぷりふりかけた“プロはだし”をめざすというのが、これまでの主流だった。しかし、時代は変わった。高齢者介護や定年後の備え、健康づくりのために“家事としての”料理を楽しむ人が増えている。とはいえ、これから料理をはじめようという人が、いきなり台所に立っても戸惑うことが多いのも事実。包丁の使い方がわからない。レシピを読んでもチンプンカンプン。そんなあなたでもすぐにはじめられる等身大の入門書。
目次
第1章 中高年の料理はまず健康第一
第2章 レシピの読み方
第3章 料理を楽しく、おいしくするためのコツ
第4章 シェフから学んだ野菜料理
第5章 シェフから学んだ魚料理
第6章 シェフから学んだ肉料理
第7章 機転をきかせばあっという間に一丁上がり
第8章 残りものに福あれ
著者等紹介
川本敏郎[カワモトトシロウ]
1948年北海道生まれ。フリーライター。大学を卒業後、出版社に入り家庭実用のムックや料理誌、男性誌、ビジネス誌、書籍の編集に携わる。多くの料理書を編集するなかで、日本人の食文化の変遷に注目し、三本章のペンネームで『肉じゃがは謎がイッパイなのだ!』(小学館文庫)を書く。2003年、出版社を退社してフリーに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Humbaba
12
自分で料理をすれば、自分の体調に合わせた物が食べられる。また、料理をするということは、家族と一緒に過ごす良い訓練になる。仕事をしていればメイフィールドは職場かも知れないが、定年後も同じように外に居続けるわけではない。その時になって居場所がないという悲しい事態にならないようにするためにも、普通の料理を作れるようになることは有効であろう。2013/08/19
ステビア
6
読めるレシピって感じかな。パラパラめくっただけ。でもこういうの読まずにシコシコ作って立った方がうまくなると思う(実体験)。平凡社新書は一風変わった企画が多い。2014/02/02