平凡社新書<br> 新・お葬式の作法―遺族になるということ

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平凡社新書
新・お葬式の作法―遺族になるということ

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  • サイズ 新書判/ページ数 218p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784582853148
  • NDC分類 385.6
  • Cコード C0239

出版社内容情報

超高齢化社会の中で、小規模な「家族葬」や宗教にとらわれない「自由葬」など、新しい葬儀が増えている。葬儀の意味と作法を再考し、自分らしいお葬式を行うための方法を具体的に示す。

内容説明

超高齢化社会を迎え、死と葬儀が身近なものになりつつある。その一方、伝統的な葬儀が簡略化され、「家族葬」「自由葬」「散骨」など、新しい形も生まれている。新時代の葬儀は、いかにあるべきものなのだろうか?遺族として、またいずれは死を迎える自分自身のこととして、とらえ直してみたい。それぞれの葬儀の流れを示し、諸儀礼と作法、事務手続き、費用、そしてその意味を、丁寧にわかりやすく解説する。

目次

序章 二一世紀の葬儀の諸相
第1章 葬儀の変遷とその背景
第2章 お葬式の作法
第3章 遺族になるということ
第4章 お葬式と宗教
第5章 自分らしい葬儀をつくる
終章 葬儀の行方

著者等紹介

碑文谷創[ヒモンヤハジメ]
1946年岩手県生まれ。東京神学大学卒業、同大学院キリスト教神学科修士課程中退。現在、雑誌『SOGI』編集長の傍ら「死の文化」について評論・講演活動を展開(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

B.J.

6
●昔の遺体と今の遺体を比べると、昔の遺体は痩せ、枯れるようであったのに対し、今の遺体は末期の治療による点滴を施され、栄養過多でぶよぶよ状態である。だから、今の遺体のほうが腐敗が早く進行する。 ●葬儀とは、「葬送儀礼」の略。 →葬儀をなぜ死後数日間にあわただしく行うのか。それは遺体の腐敗の進行を恐れ、死者の尊厳が失われることを回避するためである。・・・本文より2020/03/13

ジュリ

0
かつては地域コミュニティにより葬儀が行われていた。高度経済成長期には、豪華な葬儀が行われるようになった。場所も家から斎場へと変わる。バブル崩壊後は、家族だけで行う家族葬やシンプルな葬儀が行われるようになった。時代と共に葬儀の形は変わり、新しい葬儀も登場している。このように葬儀の形にはさまざまなものがるが、故人を送る人たちの心はどう変わっただろうか。葬儀のあり方、残された人の気持ちについて考えさせられた。2013/04/06

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