出版社内容情報
モーツァルトのオペラの位置づけと音楽の特徴、さらに近年の演奏、演出、歌手たちについての解説。全オペラのストーリーや見所、聴き所を紹介したオペラ愛好家必携の一冊。
内容説明
喜び、怒り、元気、哀しみ、ユーモア、エロス…。相反する要素が縦横無尽に組み立てられるそのオペラは、今日、明日、明後日と、絶え間ない変貌の舞台をもたらす。生涯のうちに二十二ものオペラ作品を生み出したモーツァルトは、オペラをどのように考え、そして何を目指したのか。二百年以上にわたって世界中で最も愛されてきたモーツァルトの、オペラ全作品のあらすじ、聴きどころを紹介した初めての書。
目次
1 モーツァルトのオペラを楽しむ(二十一世紀のドン・ジョヴァンニ;オペラ史の中のモーツァルト;特別なオペラ)
2 二十二のオペラと生涯(ザルツブルク時代;イタリアのモーツァルト;ミュンヘンのオペラ;ドイツ・オペラ;ダ・ポンテ三部作のほうへ;三つの傑作;死の年のオペラ)
著者等紹介
堀内修[ホリウチオサム]
1949年東京生まれ。音楽評論家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ユウユウ
3
妙なる調べ2025/03/16
Christena
2
モーツァルトのオペラ全部を解説。K35第一戒律の責務からK621ティートの慈悲まで未完のものも含めて22作品、作曲された順に登場人物、ストーリー、聞きどころ、その時のエピソードなどなど、オペラのみを解説するという、ちょっとマニアックな本。楽しく読了♪2014/01/30
ゆう
0
モーツァルトの人生の進み方に合わせてオペラの解説が進むので読みやすい。実際の音楽を聴きたくなる。2015/06/08
光太郎
0
詳しい。2023/06/24