平凡社新書
アニメーション学入門

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  • サイズ 新書判/ページ数 264p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784582852912
  • NDC分類 778.77
  • Cコード C0274

内容説明

いまや日本を代表する大衆文化であり、国内外で熱い注目を集めるアニメーションについて、あなたはどれだけ知っていますか。アニメーションとは何を指すのか、どんな種類があるのか。いつ、どこで、誰がどんな作品を創ったのか。映画や美術や文学との関係は、そしてアニメビジネスとは?アニメーションのすべてが体系的にわかる、画期的な「アニメーション学」テキスト。

目次

日本アニメーションの現状と「アニメーション学」
第1部 総論―アニメーションとは何か(アニメーションとは何か;アニメーションの歴史;アニメーションの分類;アニメーション研究の歴史と現状)
第2部 各論―アニメーションの広がり(日本のアニメーション;海外のアニメーション)

著者等紹介

津堅信之[ツガタノブユキ]
1968年兵庫県生まれ。近畿大学農学部卒業。大阪芸術大学芸術学部非常勤講師。主要研究領域は、日本アニメーション映画史、アニメーション文献史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

いりあ

7
アニメーション研究者である津堅信之によるアニメーション学に関する新書。アニメーションに関する書籍は、作品や作家個々について論じたり、考察に終始するものが多いですが、著者がアニメーション史専攻ということで、本書では定義、歴史、そして技法など、もう少し大きな視点でアニメーションを論じています。本書を足掛かりとして、関連書籍を読んでいくと日本や海外のアニメーションの動きがダイナミックに見えてくるように思います。なお、本書は2005年発行のものなので、情報が更新されている2017年版を読むのをおすすめします。2010/12/22

ネムル

5
アニメーションの歴史や技法的な分類等を概説した丁寧な入門本。これからの展開については当然記述は少ないが、作画の大部分が中国発注のため若手が育ちにくい、セルロイドが入手難だった頃の日本や東欧圏では切り絵や人形のアニメーションが発達するといった指摘は初めて知った。ただし何の躊躇もなく「アートアニメ」という言葉を使用するのはいただけない。2009/08/24

茶々

1
各国の有名どころがシンプルにまとめてあります。参考文献が参考になりました笑 アニメーションに興味があるなら読んで損はないと思います。もともとアニメに詳しい人には少々物足りないところもあるかもしれませんが、資料として活用できます。2015/06/09

山がち

1
アニメーションの基本としては押さえておきたい本というのは非常に納得できる。アニメーションは意図を持って様々な技術を駆使してつくられる作品であるということが良くわかる。実際の作品や音楽や画面のいわゆる「批評的」な解説はないのだが、その技術というものがどういうものか歴史的に書かれている。現代のいわゆる「アニメ」の技術というものがどういうものかは正直あまり見えてこないのだが、現在を抑える上ではこのあたりが必須というのも筆者の姿勢としてあるのだろう。また、技術的な面だけではなく作家についても少しは触れられていた。2014/01/19

あなたの弟

1
嫌い。勉強にはなった。かなり飛ばし読みしてしまった。2013/03/12

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