平凡社新書
世界財閥マップ―グローバル経済を動かすパワー総覧

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  • サイズ 新書判/ページ数 234p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784582851663
  • NDC分類 335.58
  • Cコード C0233

内容説明

経済のグローバル化の進展によって大きく塗り替えられようとしている世界の経済地図。その中にあって、創業者一族を核にした「財閥」という企業集団が、二一世紀の今日もなお大きな力を発揮し、各国の経済を動かしている。アメリカやヨーロッパの伝統ある財閥から、ニューエイジのIT企業、さらにロシアや第三世界の財閥まで、世界経済にも大きな影響を与えるビッグファミリーたちのパワーの実態と経営者の素顔を明らかにする。

目次

第1部 有力財閥の群像(ロックフェラー(アメリカ)―石油メジャーから世界でもっとも影響力のある財閥へ
ジーメンス(ドイツ)―ドイツを代表する世界有数の多国籍企業
マードック(オーストラリア)―世界を翔けるメディア王の野望と戦略
デュポン(アメリカ)―世界最強の化学会社が描く二一世紀戦略
LVMH(フランス)―世界の老舗を傘下に従え“高級ブランド帝国”を築く ほか)
第2部 変動する社会と財閥(財力が、権力と名誉を引き寄せる―ベルルスコーニ、シナワット、ブルームバーグほか;タイの華僑財閥―政治・経済に影響力増す潮州系華僑;「寒い国」と「赤い国」の財閥グループ―旧社会主義国ロシアと開放経済中国の富める者たち;韓国の財閥 三星・現代・LG・SK―経済危機をバネに再編が進む;アラブの財閥ファミリー―日系企業と親密なアラブの民間有力ファミリー ほか)

著者等紹介

久保巌[クボイワオ]
1942年福岡県生まれ。早稲田大学商学部卒業。経済評論家。国際経済や商社、金融をおもなテーマに各紙・誌で活動。日本貿易学会、国際商取引学会各会員、東京文化短期大学講師
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

中島直人

5
10年前の世界の財閥を素描する。逆説的ではあるご、過去10年間でのIT業界の躍進を改めて実感した。2014/04/28

おらひらお

5
2002年初版。世界大富豪辞典的内容の一冊です。ただ、面白いのは必ずしも最初から裕福ではない人が多いことです。アイデアや工夫などそれぞれが飛躍するチャンスをきっちり掴んだ人が今日の財閥の基礎を作っているようです。あと、製造より流通やIT系の方が多かったような気もします。2014/01/31

shigoro

1
不況だが金はある所にはあるな…。財閥は一つの商業に成功した後、それを取っ掛かりにして次々と多角経営したことによって出来ることが多いな。そして大体、金融や証券を取り込み資産を膨れ上がらせるのが一般的のようだわ。それを家族の跡取りが継いで伝統的名門が作られていく。最近ではIT系のような新興勢力も強い。それにしても資産の単位が桁違いで、庶民には想像がつかない世界だわ。 2012/03/21

児玉

0
教養として、世界の大企業を知っておくべきだと考えて読んだ。 本書の発刊は2002年とやや古いが、今でも本書に掲載されている財閥の大半は健在である(日々変化する企業勢力図の変化で、規模に変化の差はあれど)2015/07/28

Daesongkang

0
ビジネスの土俵で勝負をするなら、本書に掲載されている財閥といかに付き合って行くのかを戦略的に考えるべき。2015/04/26

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