内容説明
「愛こそすべて」の時代は終わりました。ではいったい何が、男と女のあいだに残されたのでしょうか。友情、思いやり、たんなる惰性の日々?慰み、思い出、それとも肉体の快楽?居心地よい場所、パーフェクトな関係を求め、彼らは出会いと別れを繰り返す…。愛はここまで進化した!フランス家族の最先端。
目次
第1章 「ふたり」に永遠の自由はあるか?―結婚しないさまざまな「関係」
第2章 男同士、女同士―愛の進化形、パックスとは
第3章 王子さまの結婚相手はだれ?―男と女の出会いの場
第4章 もっと子だくさんに!―避妊と中絶
第5章 理性と本能のはざまで―出産願望、そして現実
第6章 子どもはノン!でも私は母親―母性本能
第7章 仕事とキャリア、おまけに罪悪感―男女の役割分担
第8章 幸せはどこにあるか?―「複合家族」の行方
著者等紹介
ジョリヴェ,ミュリエル[ジョリヴェ,ミュリエル][Jolivet,Muriel]
ベルギー生まれ。フランス国籍を有する。パリ大学東洋語学科で日本語・中国語を学び、1973年、奨学金を得て来日。81年に同大学大学院博士課程修了。現在、上智大学外国語学部フランス語学科教授
鳥取絹子[トットリキヌコ]
1947年富山県生まれ。お茶の水女子大学卒業。翻訳家、ジャーナリスト
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感想・レビュー
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HEIDI
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フランス人は男であり女であることを否定したり抑えたりすることがあまりないんだなあと。素敵です。私もそうでありたい。この本を読んで、フランス人がどうのこうのというよりは、人生を考える上で「子供」が一番の課題なのだなと思った。親としての責任も抱えつつ自分の人生を生きる、というのはなかなか難しそうだ。当たり前だけど。フランス人は、そこをどうにか両立させようと頑張る人が多いのかな。離婚率なんて知らないけど、日本人は諦めたり抑えたりしてる人が多そうな気がする。これから自分の人生を生きる上で、少し参考になった。2015/01/07
れもん
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★★★2012/09/27
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- 和書
- お口の健康ア・ラ・カルト