内容説明
「勤勉」「堅実」なイメージの強いドイツ人、彼らの目下の悩みは、年に六週間の休みをどう過ごすか、にある。長いバカンスがきっかけで破局した夫妻、残業規制で思うように働けないサラリーマン、リストラされ、第二の人生を旅に求める早期年金受給者…。こんなに大変な「休暇」に、なぜ彼らはこれほど真剣なのか?「休暇」のためには、すべてをなげうって!バカンス先進国ドイツの理想と現実。
目次
第1章 ドイツ人の“エクソダス”
第2章 限りなくドイツに近い島
第3章 素っ裸がお好き?
第4章 キャリアウーマンとマイホームパパ
第5章 東へは行きたくない?
第6章 大学生は失業者
第7章 万博よりバカンスを!
第8章 アフリカ冒険の旅
第9章 休暇を過ごしてさあ離婚
第10章 富める国のゆくえ
著者等紹介
福田直子[フクダナオコ]
1960年東京都生まれ。上智大学文学部卒業後、西ドイツ(当時)のエアランゲン・ニュルンベルク大学、ボーフム大学に学ぶ。帰国後、新聞社勤務を経て出版社に入社。雑誌編集者として月刊誌の企画・編集に従事。再渡欧後、フリーランスに。現在、テレビ報道番組のリサーチ取材のほか、雑誌や新聞に寄稿。政治・医療・テクノロジーから、音楽・美術など、社会・文化に幅広い関心をもつ。ドイツジャーナリスト連盟(DJV)加盟
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