内容説明
世紀の境目のいま、日本はかつてない危うさの縁にいる。混乱をきわめる政治、激動する北東アジア、米国追随の無思考、加速度的に進む少子・高齢化…。あらゆる局面で口を開けて待つ最悪の道にはまり込まないために必要な思考とは?いま、この国の何がほんとうに危険なのか?論点を旗幟鮮明に打ち出す、警世の書。
目次
第1章 危うい政治状況
第2章 激動する北東アジア情勢
第3章 米国「一極支配」の危険性
第4章 堕ちた経済大国
第5章 この国をどうすべきか
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
佐島楓
39
15年前に出版された本。だが、内政・外交のいずれにおいても明快な解決ができた問題がひとつとしてない。それが一番の問題だと思う。2015/08/26
のぶ
0
(そういえばだいぶ前に読了してここに書くのを忘れてた)2000年刊行だから前世紀の本です。まあこの年齢になると10年前はついこないだの感覚なので違和感なく読んでましたが。というか問題のありかが10年間でそう変わっていないということかもしれない(自民党支配だけは終わってるけど)。目次をあらためて眺めると、アジアの国々(特に中国)と米国に挟まれて対外的に抱えてる問題の比重が高いのがわかります。同時期に読んだ右寄りの本と対照してみると、護憲(特に第九条について)のスタンスで書かれていて、いかにも朝日らしいです。2011/10/01
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