平凡社新書<br> マメな豆の話―世界の豆食文化をたずねて

平凡社新書
マメな豆の話―世界の豆食文化をたずねて

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  • サイズ 新書判/ページ数 263p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784582850383
  • NDC分類 383.8
  • Cコード C0261

内容説明

ダイズ、ソラマメ、ラッカセイ、インゲンマメ、エンドウ、ヒヨコマメ…、堅かったり毒があったりして、そのままでは食べにくい豆に人びとはさまざまな工夫を加えて食べてきた。中国や東南アジアの豆腐と納豆、豆の王国インドの多種多様な豆、新大陸の知られざる豆、野菜や果物・イモとしての豆など、世界のユニークな豆食文化をたずね、植物利用に向けた人間の知恵と豆の持つパワーを探る。

目次

第1章 豆と人間
第2章 ダイズは東アジアの食文化の横綱
第3章 豆の王国インドとその周辺
第4章 新大陸からの贈り物
第5章 野菜と果物としての豆たち
終章 豆と人間の未来

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ユウユウ

36
そもそも豆にそんなに種類があるとは知らず驚いた。カラー写真で見たかったなぁ。21世紀の食や農業を救う可能性が高い作物でもあるのですね。もっと豆食するようにしようかな。2015/06/12

くさてる

20
世界には様々な豆があり、それを食する文化がある。言ってしまえばそれだけのことかもしれない。けれど、その豆の特徴や互いのつながり、レシピや味の特徴まで、実体験と共に語っているので、とても面白く読める内容でした。2018/12/19

こつ

10
豆腐に納豆、もやし、枝豆にそら豆、そして小豆。大好きです。グリーンピースに黒豆、ピーナッツ豆苗エンドウ。普段無意識ですが多くの豆を口にしていることに気がつきました。世界には他にも様々な豆があり色んな食べ方もあって、豆の世界がこんなに広がるとは驚きでした。アイスクリームビーンズ食べてみたいです。2020/10/30

6
世界で一番多く利用されているのは大豆だけど、大豆以外の豆も非常がすごく多く、利用され方も色々だった。根の根粒菌で土に窒素肥料を供給し、穀物よりも乾燥に強く、栄養も十分、しかも美味しいという、調理の手間がかかることを覗けばかなり最強な植物。体験談から語られる豆の様々な食べ方は、どれも今すぐ食べたくなるほど魅力的で美味しそう。2019/12/29

てくてく

4
正確には新書版ではないものの電子書籍で購読。「世界の」とあるように様々な国の豆が出てくる事典みたいな本で読了までに半年かかりました。「持ち帰ったウィッチェティグラブを熱い灰の中で役と、皮はローストチキンのようにパリっとなり、中は目玉焼きの黄身のように、鮮やかな黄色に固まって、アーモンドに似た香ばしい香りを放つ」という描写のように美味しそうな文章が何度も出てくる。豆に関心をもったのが高野秀行さんの納豆の本だったが、解説がまさに高野さんだった。2024/09/10

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