内容説明
キング牧師の「私には夢がある」という演説で象徴的に語られた「夢」とは何だろうか。アメリカ社会の構成員でありながら、差別によって「アメリカン・ドリーム」から疎外されてきたアメリカの黒人のなかには、アメリカ社会内部における自らの権利を主張する一方で、精神的な拠り所を先祖の地、アフリカ大陸に求める者もいた。本書では、アミリ・バラカ,ジェイムズ・ボールドウィン,マヤ・アンジェロウ,チャールズ・ジョンソン,トニ・モリスンら20世紀の黒人作家による文学作品を読み解き、「夢」を求めてアメリカ社会を切り拓いてきた「アメリカの黒人」の姿を新たに提起する。
目次
第1章 「アメリカの黒人」の系譜学
ハッティ・マクダニエル―アカデミー賞受賞のマミー役者
第2章 アフリカン・アメリカン・ドリーム
ドロシー・ダンドリッジ―黒いマリリン・モンロー
第3章 『パラダイス』&パラダイス
ロレイン・ハンスベリー―ブロードウェイ進出の劇作家
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- 和書
- 僕は浮き輪を投げたい



