平凡社選書<br> 土地問題の起源―村と自然と明治維新

平凡社選書
土地問題の起源―村と自然と明治維新

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  • サイズ B6判/ページ数 316p/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784582841305
  • NDC分類 611.22
  • Cコード C0021

内容説明

現在のわが国の土地所有のあり方は、人間の生活を貧困に追いやり、一方では自然としての土地を破壊しつつある。こうした土地所有のあり方をもたらした歴史的原因は、近代日本の出発の時点にまで遡ると思う。すなわち明治政府による近代的土地所有権の実現過程のなかに、第一の原因があるのではなかろうか。

目次

1 土地は誰のものか―明治初めの土地所有観
2 農民の立場から―幕末・維新期の土地所有
3 土地の結びつき―幕末・維新期の土地所有
4 「近代」を創り出す―近代的土地所有
5 所有が土地を切断する―近代的土地所有権の実現過程

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