出版社内容情報
1967年、ヨーロッパの中世美術への憧れを胸に、手帖とスケッチブックを片手に歩いた二ヶ月余のヨーロッパ旅行。ページをめくるたびに広がるのは、鋭い観察眼が捉えた異国の風景とかの地の人々との温かな交流。染色家・柚木沙弥郎が綴った「旅の記憶」。
「旅行では出来る範囲を充分楽しむこと。
それ以上は又今度に譲る。
生涯のやり方をこれと同じでやったらいい。
同時よりもその時々が大切であろう。
又今度!
それが出来なくても何ともない。
だから今を大切に」
―― 柚木沙弥郎
一九六七年四月一四日の日記より
目次
出発
エジプト
トルコ
ギリシャ
イタリア
スペイン
フランス
フィンランド
スウェーデン
デンマーク
帰国
内容説明
染色家・柚木沙弥郎が綴った「旅の記憶」。1967年、ヨーロッパの中世美術への憧れを胸に、手帖とスケッチブックを片手に歩いた二ヶ月余のヨーロッパ旅行。ページをめくるたびに広がるのは、鋭い観察眼が捉えた異国の風景とかの地の人々との温かな交流。
目次
出発
エジプト
トルコ
ギリシャ
イタリア
スペイン
フランス
フィンランド
スウェーデン
デンマーク
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著者等紹介
柚木沙弥郎[ユノキサミロウ]
染色家。1922年、東京・田端生まれ。42年、美術史を学ぶため東京帝国大学(現・東京大学)に入学。翌年、学徒動員。終戦後、岡山県倉敷市玉島に復員した後、柳宗悦の「民藝」と芹沢〓介のカレンダーとの出会いから染色の道に進む。72年に女子美術大学の教授、87年に学長に就任、91年の退官まで務める。型染による染布、染絵など多くの作品を制作しながら、絵画、版画、絵本、立体作品などにも取り組み、日本民藝館をはじめ、国内外の美術館で数多くの個展を開催。2014年、フランス国立ギメ東洋美術館に作品約80点が収蔵される。22年、「2021毎日デザイン賞」受賞。24年、逝去(享年101)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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