出版社内容情報
NHK「あさイチ」出演で話題!
取材した台所は300軒!
市井の人々の台所から人生を描く人気シリーズ『東京の台所』著者による、
失敗だらけの28年で見えてきた〈書くこと〉にまつわる56篇。
私は書く仕事をしているが、言葉を聞く仕事でもあると思う。
次に取材のコツはと聞かれたら、耳と心で相手の話を聞くこと、と答えてみようか。
――本書より
〈目次〉
恥ずかしい詫び状
◆一章 台所取材の舞台裏
最初はいつもあてどない旅
会うとだいたいがっかりされる
「うんうん、それで?」
聞く、話す、聞く、聞く
「私ってこんなにかわいそうな人なんですね」
?いい人に見られたい病?
取材は、相手にとっては通過点
料理をやめたワーキングマザー
◆二章 ライター、降る日晴れる日
春の道
後ろ髪の誓い
「離島に住む人にわかる?」
ポンコツ編集者の文章修業
初めての原稿料と欲の皮
無知の嵐
つねに心に三つの球を ――書籍企画の育て方
なんでもできるのは、なんにもできないと言っているようなもの
切らしたら困るもの
暮らしを書く場所
手垢の付いた言葉は刺さらない
ライフワークとライスワーク
ライターの身だしなみ
ガラケーの男
読んできたものからしか生まれない
◆三章 フリーランスの母つれづれ
ライターの一日の変遷
受け継がれた癖
仕事開始のセレモニー
仕事場の必須条件
積立貯金を始めた日
ティッシュに包んだお金
彼女や彼のブルドーザー時代
私のブルドーザー期
トイレに行けない
集中力のゆくえ
人生には裏テーマを ――その一、痛みの記憶
人生には裏テーマを ――その二、だいそれていい
◆四章 文章磨き、日々の稽古
私の文章磨き、五つのヒント
「誰もあなたの文章なんて読まない」
書くことに悩むたび戻る場所
向田さん遊び
歌詞には学びがいっぱい
黒々チェック
供養ファイル
レス・イズ・モア
◆五章 暮らしと人を書くということ
時代遅れの学生運動
意外な副産物
録音をしない理由 その一
録音をしない理由 その二
「力を貸す」と「仕事を請け負う」は違う
心の貯金
エゴと装丁
きのうのお昼ごはんは何だっけ
学びどき、磨きどき
「売りにくい本を書いてるね」
名前のない労働の価値
自分を喜ばせる方法を
吉沢邸の新聞紙
つながりのゆく先
内容説明
取材した台所は300軒!市井の人々の台所から人生を描く人気シリーズ『東京の台所』著者による失敗だらけの28年で見えてきた“書くこと”にまつわる56篇。
目次
1章 台所取材の舞台裏(最初はいつもあてどない旅;会うとだいたいがっかりされる ほか)
2章 ライター、降る日晴れる日(春の道;後ろ髪の誓い ほか)
3章 フリーランスの母つれづれ(ライターの一日の変遷;受け継がれた癖 ほか)
4章 文章磨き、日々の稽古(私の文章磨き、五つのヒント;「誰もあなたの文章なんて読まない」 ほか)
5章 暮らしと人を書くということ(時代遅れの学生運動;意外な副産物 ほか)
著者等紹介
大平一枝[オオダイラカズエ]
作家・エッセイスト。1964年、長野県生まれ。編集プロダクションを経て1995年独立。市井の生活者を独自の目線で描くルポルタージュ、失くしたくないもの・コト・価値観をテーマにしたエッセイ多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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