こんなふうに、暮らしと人を書いてきた

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こんなふうに、暮らしと人を書いてきた

  • 大平 一枝【著】
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  • サイズ 46判/ページ数 232p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784582839623
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

NHK「あさイチ」出演で話題!

取材した台所は300軒!
市井の人々の台所から人生を描く人気シリーズ『東京の台所』著者による、
失敗だらけの28年で見えてきた〈書くこと〉にまつわる56篇。

私は書く仕事をしているが、言葉を聞く仕事でもあると思う。
次に取材のコツはと聞かれたら、耳と心で相手の話を聞くこと、と答えてみようか。
――本書より


〈目次〉
恥ずかしい詫び状

◆一章 台所取材の舞台裏
最初はいつもあてどない旅
会うとだいたいがっかりされる
「うんうん、それで?」
聞く、話す、聞く、聞く
「私ってこんなにかわいそうな人なんですね」
?いい人に見られたい病?
取材は、相手にとっては通過点
料理をやめたワーキングマザー

◆二章 ライター、降る日晴れる日
春の道
後ろ髪の誓い
「離島に住む人にわかる?」
ポンコツ編集者の文章修業
初めての原稿料と欲の皮
無知の嵐
つねに心に三つの球を ――書籍企画の育て方
なんでもできるのは、なんにもできないと言っているようなもの
切らしたら困るもの
暮らしを書く場所
手垢の付いた言葉は刺さらない
ライフワークとライスワーク
ライターの身だしなみ
ガラケーの男
読んできたものからしか生まれない

◆三章 フリーランスの母つれづれ
ライターの一日の変遷
受け継がれた癖
仕事開始のセレモニー
仕事場の必須条件
積立貯金を始めた日
ティッシュに包んだお金
彼女や彼のブルドーザー時代
私のブルドーザー期
トイレに行けない
集中力のゆくえ
人生には裏テーマを ――その一、痛みの記憶
人生には裏テーマを ――その二、だいそれていい

◆四章 文章磨き、日々の稽古
私の文章磨き、五つのヒント
「誰もあなたの文章なんて読まない」
書くことに悩むたび戻る場所
向田さん遊び
歌詞には学びがいっぱい
黒々チェック
供養ファイル
レス・イズ・モア

◆五章 暮らしと人を書くということ
時代遅れの学生運動
意外な副産物
録音をしない理由 その一
録音をしない理由 その二
「力を貸す」と「仕事を請け負う」は違う
心の貯金
エゴと装丁
きのうのお昼ごはんは何だっけ
学びどき、磨きどき
「売りにくい本を書いてるね」
名前のない労働の価値
自分を喜ばせる方法を
吉沢邸の新聞紙

つながりのゆく先

内容説明

取材した台所は300軒!市井の人々の台所から人生を描く人気シリーズ『東京の台所』著者による失敗だらけの28年で見えてきた“書くこと”にまつわる56篇。

目次

1章 台所取材の舞台裏(最初はいつもあてどない旅;会うとだいたいがっかりされる ほか)
2章 ライター、降る日晴れる日(春の道;後ろ髪の誓い ほか)
3章 フリーランスの母つれづれ(ライターの一日の変遷;受け継がれた癖 ほか)
4章 文章磨き、日々の稽古(私の文章磨き、五つのヒント;「誰もあなたの文章なんて読まない」 ほか)
5章 暮らしと人を書くということ(時代遅れの学生運動;意外な副産物 ほか)

著者等紹介

大平一枝[オオダイラカズエ]
作家・エッセイスト。1964年、長野県生まれ。編集プロダクションを経て1995年独立。市井の生活者を独自の目線で描くルポルタージュ、失くしたくないもの・コト・価値観をテーマにしたエッセイ多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

もちこ

12
大平さんの文章を初めて読んだが、とても素直で読みやすい文章を書かれるんだなぁと感じた。 ライターとしてのお仕事のこと、仕事を通じて学んだこと、先輩たちから教えてもらったこと、心に残っている言葉、文章に責任と自分なりのテーマを貫くこと。 私はライターではないけれど、働く上で大切なことを教えてもらえた。 もっと大平さんの文章を読んでみたい。2024/05/16

みやこ

7
朝日新聞デジタルマガジン「&w」に連載中の「東京の台所」にて、市井の人びとの台所事情を書き続けている大平一枝さん。彼女の来し方と取材の心構え、書き方、家で仕事をするための時間の使い方、愛用の七つ道具などなどが「あけすけ」にのびのびと描かれている。今やプロでなくとも書いたものが不特定多数の目に触れる時代である。ブログ、SNS、そして読書メーターのレビューなど、メディアに文章を書く人には心に残るヒントが多く見つかるだろう。【いわた書店一万円選書】2024/09/25

きゅー

6
この人の書く文章って染みるんだよね。本書は彼女の執筆論+半生記のようなものでファンとしては非常に楽しく読めた。一つ一つの出来事が彼女のなかで土壌となって、言葉が芽吹く。新米編集記者時代のボスの愛ある指導、インタビュー相手や雑誌編集者などからの言葉を真摯に受け、それが昇華されていく過程を見るに、人って本当に「器」なんだなと思う。彼女がこうして自分のことを書けるだけの媒体を得ているのは、それだけの愛読者がいるから。これからも楽しみにしています。2024/11/28

おさと

6
もっとほかの著作も読みたい。2024/07/20

manami

5
最近、大平一枝さんの本を追いかけて読んでいる。作家・エッセイストである著者が、どんなふうに言葉と向き合っているか、心がけていることや、特にライター時代の研鑽の舞台裏がとてもおもしろくて、しかも心に響く。かつての編集プロダクションのボスに言われた「悲しい話に”悲しい”という言葉を使うのはだめです」「大切という言葉を使わず、いかに大切かを書くのがライターの仕事」に納得。「私の文章磨き、五つのヒント」は、これからも忘れないでおこうと思う。2024/07/21

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