翻訳に生きて死んで―日本文学翻訳家の波乱万丈ライフ

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翻訳に生きて死んで―日本文学翻訳家の波乱万丈ライフ

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  • サイズ 46判/ページ数 244p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784582839586
  • NDC分類 801.7
  • Cコード C0098

出版社内容情報

村上春樹、村上龍、恩田陸作品ほか日本文学の韓国語訳を手がける人気翻訳家がつづる、厳しくも楽しい翻訳人生。読解と翻訳の違い、方言をどう訳すか、翻訳料ウラ話、編集者との関係づくり……翻訳家を目指す人へのアドバイスも満載のエッセイ集!

■村井理子さん(翻訳家、エッセイスト)推薦!
「クォン・ナミさんには勝てません。とんでもない量の翻訳を軽やかにこなす名文家。私の憧れの人です。」

〈目次〉
はじめに――私の翻訳人生の8割は“運”
改訂版に寄せて――いつまでもこの場所で翻訳をする人でいたい

■第1章 翻訳の海に足を浸す
キジの代わりに鳳凰!
暇人の日々
ニート、羽ばたく
代理翻訳の悲哀
忘れられない、初めての翻訳書
企画のネタを探しに日本へ
いっそ私が書こう
初めてのベストセラー誕生
翻訳家になりたい、ですって?
〈コラム〉翻訳家を目指す人のためのQ&A

■第2章 夜型翻訳家の孤軍奮闘
ちびっこマネージャー
訳者あとがきのための弁解
シングルマザーになった日
仕事が軌道に乗る
娘の将来の夢
翻訳家の一日
翻訳死するところだった!
名刺作り
編集者との関係
新人翻訳家へのアドバイス
〈コラム〉翻訳料金について

■第3章 翻訳の実際
解釈と翻訳の違い
直訳と意訳の間で
部品か? ビニール袋か?
おばあさんはおばあさんらしく
方言の味
作家に会う――恩田陸さんの訪韓/大江健三郎講演会へ
作家にメールを送る
あとがきに込めた思い
私の企画は終わらない

■第4章 書くことの幸せ
両親の書き取り大会 
初めての執筆依頼
日本語翻訳2等賞?
コラムを書く楽しみ
〈コラム〉いい作品は私の活力――私が愛する本

訳者あとがき

内容説明

村上春樹、村上龍、恩田陸ほか日本文学の韓国語訳を手がける人気翻訳家のドタバタ奮闘記。

目次

第1章 翻訳の海に足を浸す(キジの代わりに鳳凰!;暇人の日々 ほか)
第2章 夜型翻訳家の孤軍奮闘(ちびっこマネージャー;訳者あとがきのための弁解 ほか)
第3章 翻訳の実際(解釈と翻訳の違い;直訳と意訳の間で ほか)
第4章 書くことの幸せ(両親の書き取り大会;初めての執筆依頼 ほか)

著者等紹介

クォンナミ[クォンナミ]
1966年生まれ。韓国を代表する日本文学の翻訳家。エッセイスト。20代中頃から翻訳の仕事を始め、30年間に300冊以上の作品を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あおでん@やさどく管理人

29
「ひとりだから楽しい仕事」より、自身の半生や翻訳の仕事についての記述が多い。時には翻訳が難しい本、面白くない本もあるが、そういった本でも手を抜かず、ベストを尽くすことで先へと繋がっていく。第3章の「翻訳の実際」がためになる。原作の文体を忠実に伝えるなら直訳だが、それが韓国語として自然とは限らない。そこを「自然に」訳すところに、翻訳者としての力量が現れるのかも。方言についての話も面白い。関西弁は韓国のどこの方言で訳すべき?2024/06/17

tetsubun1000mg

17
一昨年筆者のエッセイ「ひとりだから楽しい仕事」を読んでおり、面白かった記憶があり選ぶ。 日本の小説の翻訳を始めたきっかけや、翻訳家の収入や日常まで書かれていて興味深い内容。 韓流ドラマは苦手で見ないのに、この方のエッセイが面白いのは、日本の作品と作者の文章が好きという感性が日本人と近いのかも。 韓国で日本の映画の放映が禁止されていた時代から日本の小説を翻訳していた韓国を代表する日本文学の翻訳者だそう。 鴻巣友季子さん、村井理子さんなど、日本の英語翻訳者のエッセイも面白い本が多いですよね。2025/05/16

ぽけっとももんが

14
日本語の本を韓国語に翻訳する著者の翻訳に関するエッセイを日本語に翻訳したもの。行ったり来たりだ。この訳を著者が見てどう思うんだろう、と思うとこれを訳すのもなかなか度胸のいることであるなぁ。いや、とても読みやすくて感じのいい訳でしたよ。ただこのタイトル、なぜ「翻訳に生きて」ではだめだったんだろう、まだご存命なのに。2024/08/18

yasuko

9
私のモットーは「無学の人でも楽しく読める文章を書くことだ」 翻訳家の仕事、生活がリアルに書かれていてわかりやすかった。著者のモットーの部分を読んで更に身近に感じられた。 韓国語が読めたら、著者が翻訳した日本文学を読みたいです。 2024/10/24

カエル子

8
若い頃、実は「翻訳家」になりたいと思ってました。でもそれだけで食べていくのはたぶん無理だろうな…と思って、その道は諦めてしまった口です。しかしこの著者は「それだけで食べていく」道から逃げることを考えずに、翻訳料をかすめ取られても、自分が翻訳した本が別の翻訳者の名前で出版されても、諦めずに食らいついて、韓国ではすっかり名の通った翻訳家さんになったらしい。苦しかった時期を笑い飛ばせるようになって良かったね。韓国の考え方や生活事情もチラ見できるのと、彼女オススメの日本文学作品も知ることができて楽しい読書でした。2024/06/02

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