出版社内容情報
大槻ケンヂさん推薦! シャーロック・ホームズがライヘンバッハの滝で宿敵モリアーティ教授と対決した際に披露した伝説の護身術「バリツ」。そのルーツといわれる19世紀英国で創始された武術「バーティツ」の全貌を当時の写真とともに詳細に解説。
内容説明
本邦初公開!ホームズ復活の裏に日本の武術あり。『最後の事件』で、宿敵モリアーティ教授とライヘンバッハの滝から落ちた名探偵シャーロック・ホームズ。10年の沈黙を経て、コナン・ドイルは『空き家の冒険』で名探偵を復活させる。ホームズを救ったのは日本の武術「バリツ(Baritsu)」―とされるが、イギリス人エドワード・ウィリアム・バートン=ライトが日本の柔術を基に編み出した護身術「バーティツ(Bartitsu)」ではないかと言われている。本書は、1899~1900年に発表された当時そのままの120点を超える写真と文章で、幻の護身術を紹介する。
目次
第1章 新しい護身術 Part1(厄介者を部屋から追い出す(その1)
顔面を狙ってきた相手を無力化する ほか)
第2章 新しい護身術 Part2(厄介者を部屋から追い出す(その2)
背後から捕まえ、力を使わずに転がす ほか)
第3章 杖を使った護身術 Part1(間合いで防御する―相手との間合いを広げ、攻撃を受けるリスクを回避しつつ相手を射程に捉え続ける;相手の杖の射程から外に出つつ攻撃をする ほか)
第4章 杖を使った護身術 Part2(普通の杖しか持っていないのに、先の尖った棒や長い棒を持つ相手に襲われたときには;杖を使えなくしようと飛びこんでくる相手を撃退する ほか)
付録 強い男に見せるには
著者等紹介
バートン=ライト,エドワード・ウィリアム[バートンライト,エドワードウィリアム] [Barton‐Wright,Edward William]
1860年、イギリス領インド帝国で生まれる。技術者として活動し、日本に滞在中に柔術を学ぶ。1898年、ロンドンに戻り柔術にボクシング、サバット、ステッキ術を組み合わせた独自の護身術「バーティツ(Bartitsu)」を考案、翌年『ピアソンズ・マガジン』誌に発表。バーティツの道場を開くも数年で閉鎖。以後は理学療法士として活動。1951年、逝去
新美智士[ニイミサトシ]
DAI認定ファイト・ディレクター。2005年から米国でステージ・ファイトを学び始め、2015年にファイト・ディレクターとなる。米国と日本で俳優の育成事業に携わる一方で、ヨーロッパの武器術の専門家として執筆、監修なども務める
田内志文[タウチシモン]
文筆家、スヌーカー・プレイヤー、シーランド公国男爵。スヌーカーではアジア選手権、チーム戦世界選手権の出場歴も持つ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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