明治・大正・昭和 銀座ハイカラ女性史―新聞記者、美容家、マネキンガール、カフェー女給まで

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明治・大正・昭和 銀座ハイカラ女性史―新聞記者、美容家、マネキンガール、カフェー女給まで

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  • サイズ 46判/ページ数 400p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784582839524
  • NDC分類 367.21
  • Cコード C0023

出版社内容情報

カフェー女給から新聞記者、美容家まで、銀座は「新しい女たち」の活躍の舞台だった──。銀座を彩った女性たちを通して描く近代女性史。

内容説明

「新しい女性たち」は、銀座から誕生した―。商家主人、女学校教師、新聞記者、雑誌編集者、美容家、洋裁師、マネキンガール、カフェー女給…。銀座という街は、新しい女性たちが切り開いたさまざまな職業の晴れ舞台だった。銀座研究の第一人者が、当時の膨大な新聞・雑誌を博捜し、「ハイカラ」な彼女たちの波瀾万丈の人生の輝きを、その時代の中に鮮やかに浮かび上がせた畢生の大著。

目次

第1章 商家に生きて
第2章 学びの世界で
第3章 社会に目を開いて
第4章 伝道の場として―キリスト教
第5章 詩歌の世界で
第6章 女性美を求めて
第7章 芸能の世界で
第8章 新橋花街と芸妓
第9章 カフェーの隆盛
第10章 関東大震災前の女性たち
第11章 震災後の女性たち
第12章 戦時下の女性たち

著者等紹介

野口孝一[ノグチコウイチ]
近代都市史。1933年、横浜生まれ。東京都立大学大学院人文科学研究科修士課程(日本史専攻)修了。中央区立郷土資料館勤務。東京都文化功労者(2013年)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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bapaksejahtera

14
著者には本書に先行し「銀座カフェー興亡史」がある。本書は明治初期の大火後、煉瓦街として建設された銀座4丁と、その後銀座に加えられた出雲町等5丁目以南の他、築地や数寄屋橋の話題にも適宜及ぶ、民衆、特に女性を中心とする近代を克明に描く。始めに伊勢店の多かった銀座の大店の中で不在がちだった夫の代わりに経営手腕を揮った妻達、更に女子教育の先駆達が描かれる。更に官員様御用達として日本橋を凌いだ銀座(新橋)芸者達の記述後、カフェー女給から新聞記者、美容家等銀座の「新しい女達」の奮闘史が専らとなる。近代風俗史の好著だ。2024/11/28

ゆずこまめ

4
カフェの女給さんとか無名だけども確かに銀座の一部だった人達のことも触れられているのがよかった。有名な人もそうでない人もみんなで銀座を作り上げて、その結果今の銀座の街に繋がっている。2024/10/10

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