男の子をダメな大人にしないために、親のぼくができること―「男らしさ」から自由になる子育て

個数:
電子版価格
¥2,574
  • 電子版あり

男の子をダメな大人にしないために、親のぼくができること―「男らしさ」から自由になる子育て

  • ウェブストアに4冊在庫がございます。(2025年06月17日 18時33分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 256p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784582839500
  • NDC分類 379.9
  • Cコード C0036

出版社内容情報

「男ならメソメソするな!」「男の子だから仕方ない」は何が問題?
なぜ銃乱射事件や性暴力事件の加害者の大半が男性なのか?
ジャーナリストで3人の息子の父親である著者が、子育てのなかで気づいた社会の「男らしさ」をめぐる思いこみを、時にユーモラスに、時に辛辣につづる。

・自分は「有害な男らしさ」を免れていると思い込まない
・男性が流産について話してもいい
・ママとパパに対する評価基準が同じだと思ってはいけない
・違いを恐れたりからかったりするのではなく、受け入れることを教える
・男の子が悲しい思いをして、助けを求めてもいい
・性的同意について教え、レイプカルチャーを助長させない
・お金がすべてではないことを教える ……ほか

36の育児ヒントを通じて「男らしさ」を問い直し、あたらしい時代の父親像を考える。

「おそらく父親に必要なのは『勇気』なのだ。
それがどういった種類の勇気なのかを、この本は具体的に教えてくれる。」
――白岩玄(作家)

「父親になろうとしている人なら、頭に叩き込んでほしい。『有害な男らしさ』から抜け出すゴールラインなどないということを。自分は免れていると思い込んでしまうほど、それはあまりにも深く社会に埋め込まれ、男女問わず私たち全員に沁みついているのだ。だからご用心! 変化を起こすのは一生の仕事だ。でも必ずその価値はある!」(本文より)

〈目次〉
イントロダクション――あなたも問題の一部であるとき
第1章 デタラメは生まれる前から始まっている
第2章 おめでとう! あなたは親になった――ジャングルへようこそ
第3章 学校の影響で男の子の心が硬直しないようにしよう
第4章 いまこそ議論に参加するとき
結論――失敗という選択肢はない



内容説明

米国のジャーナリストで3児の父が考えるあたらしい時代の父親像。「男ならメソメソするな!」。マッチョイズムから脱却する36のヒント。

目次

第1章 デタラメは生まれる前から始まっている(赤ちゃんの性別を調べない/周囲に言わない;ジェンダー発表パーティをやらない ほか)
第2章 おめでとう!あなたは親になった―ジャングルへようこそ((可能なら)産休・育休をとろう
できればパパは育休をずらしてとろう ほか)
第3章 学校の影響で男の子の心が硬直しないようにしよう(違いを恐れたりからかったりするのではなく、受け入れることを教える;正しいことをするために立ち上がることを教える ほか)
第4章 いまこそ議論に参加するとき(男の子が銃文化の犠牲者にならないために;政治について子どもと議論する ほか)

著者等紹介

グーヴェイア,アーロン[グーヴェイア,アーロン] [Gouveia,Aaron]
ジャーナリスト。『タイム』『ワシントン・ポスト』『ペアレンツ』『アメリカン・ベイビー』『ハフィントン・ポスト』などの新聞や雑誌に署名記事を寄稿し、また、『トゥデイ・ショー』『グッドモーニング・アメリカ』『マーシャブル』などのテレビやネット番組、『ピープル・マガジン』『USAトゥデイ』などにも紹介され、育児と政治について語っている。2008年に父親の育児参加を促すウェブサイト「ダディ・ファイルズ」を立ち上げ、父親業をテーマとしたオンラインコンテンツや出版物に寄稿。子育て会議の常連スピーカーでもある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

m

5
図書館の新刊コーナーにて発見。「有害な男らしさ」の呪縛から逃れるべく著者自身も試行錯誤を重ねて三人の息子を育てている。親にとっても子にとっても話し合うのが気まずい性の話題でも丁寧に対話を重ねるエピソードが印象に残った。ネット社会は子育てに不向きだと痛感する。2024/04/02

遠宮にけ❤️nilce

3
ヘテロセクシャルの白人男性というアメリカにおけるマジョリティの書いた男性学の良著。私は日頃から人が相手の立場に立つ、想像力を働かせるということは非常に難しいことなのだと感じている。「有害な男らしさ」を浴びて育ったマジョリティであり、十分に内省する力のある著者の感じてきたこと(失敗談を含む)考え方の変遷を聞くことは、この社会で育っていく男子の置かれている状況を理解し、彼らが抑圧された感情に気づき矛先を違えず、社会にノーを言う力を身につけるのを支えることにつながると考える。親の力は本当にわずかだ。社会2025/06/10

Mana

3
最近、図書館で育児に関する本を借りては流し読みで返す(読書メーターには登録なし)ということが多かったのだけど、ちょうど先日の判決と、この本のレイプカルチャーやポルノ動画の話がリンクして感じられたので記録に残しておくことにした。息子に対してどう育てていくべきか。インターネットを遮断したくもなるけど、家庭以外の場でそういうものに触れるのを完全に除外することはできないから、本書でも言うように会話(めちゃくちゃ居心地悪いけど、あと本書は父親との会話だけど)して伝えていくべきなのだろう。2024/12/22

みさと

2
コテコテなマッチョイズムを内面化していた白人男性が、自らの過去に対する反省と、3人の男の子の親として未来ために社会の価値観を変えていこうぜと呼びかける。「有害な男らしさ」の弊害に気がついたきっかけは、きれいなマニキュアが大好きな息子が、幼稚園登園初日に「男らしくない」として周囲から総攻撃を受けた経験だった。当たり前として存在する男女に対するダブルスタンダードの結果、男性がどうなるか。「男の基準」に合致しない自分を否定し鬱になり、薬物に依存し、女性に暴行し、銃を乱射し、自殺する。次の世代にこの負を残すのか?2024/05/22

みっふぃー

1
p.172 白人の特権とはなにか 2012年のジョン・スカルジのエッセイで、彼は、人生を人気ビデオゲームに例えて、異性愛者の白人男性は最もイージーな設定でゲームをしていると述べている 2024/09/01

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/21763729
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品