出版社内容情報
新型コロナ禍以降特に注目が集まる「一人で食べること」に多様な角度から光を当てるエッセイ。『孤独のグルメ』『ゆるキャン△』など「一人食本」紹介も多数収録。
内容説明
食の喜びを探究してきた筆者が多様な角度から描く「ひとりごはん」のひそかな愉しみ。
目次
１（ひとりで食べたい；豚の皮はおいしい ほか）
２（新型コロナ時代の献立表；三三個の真面目な餃子 ほか）
３（森茉莉『私の美の世界』；ウー・ウェン『ウー・ウェンの１００ｇで作る北京小麦粉料理』 ほか）
４（英国ひとり旅；ひとりご飯修行のススメ ほか）
著者等紹介
野村麻里［ノムラマリ］
ライター・編集者。１９６５年東京生まれ（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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あっちゃん
23
正直意識してなかったけど考えてみれば自分一人が休みの日の昼食は気楽で何を食べるか、お楽しみだったりするなぁ(笑)一人外食は機会もあまり無いけど、いつかチャレンジしたいなぁ(￣ー￣)2023/09/23
テツ
15
一人でごはんを食べるという行為の楽しさ。心の底から満ち足りていく(某孤独のグルメみたいだが) そんな一人での食事をテーマにしたエッセイ集。ぼく自身も友人知人は多い方だと思うけれど、一人ごはんも一人旅行も大好きなので共感できました。何というか楽しい部分が違うし、心の満たされる部分も違うんですよね。一人行動と他者との行動とでは。ぼくにとっては寂しさなんかよりも解放感の方が大きいし、誰に気を使うこともなく好き勝手にできて大切な時間です。おひとりさまで行動することの楽しさと気楽さを想像して頂けたらいいな。2023/10/11
kuukazoo
11
わたしは1人で食べることに何の感情も覚えないけど、世の中には常に誰かと食べなくてはいけない状況の人もいてそれが楽しくないってこともあるし、その逆もあるし、食べたいものを気兼ねなく好きに食べることができるのは確かに幸せなんだろうなと思った。家族がいれば作るけど1人だったらちゃんと作って食べようと思うだろうか。美味しいもの食べよう、とも思わなくて空腹と栄養摂取がクリアできればOK、というのを味気ないと思えるだろうか。食のチャレンジは大事なのかもしれない。簡単そうで難しい自家製マヨネーズ作りに興味をそそられた。2024/01/07
tetsubun1000mg
9
筆者は最初は自意識過剰な性格で一人ご飯が出来なかったそうだが、だんだんとできるようになったようだ。 コロナの自主による外出制限などもあったしね。 一人ご飯のレパートリーやグルメなどは出てこなかったが、猫を飼っていることや海外で生活など次第にテーマが多岐にわたってきて面白くなって最後まで読み終えてしまった。 一人で食べるのも結構いい時間だと思います。2024/02/06
まみ
6
「ひとりで食べることを寂しいと思うか、楽しいと思うかは、自分次第なのである。」家でのひとりごはん（豚の皮、一合土鍋）、ひとりの外食（一蘭、立ち食いそば）、ひとりで食べる楽しみを教えてくれる書籍（森茉莉、ゆるキャン△）など、ひとりで食べることにフォーカスした一冊。とても読みやすく楽しく読んだ。2023/09/25
