出版社内容情報
徳井 いつこ[トクイ イツコ]
著・文・その他
内容説明
こころの深くやわらかいところに、そっと囁くちいさな声にもなれる…。日々の暮らしや旅先での出会いからはじまる人生の不思議や他者への共感、自然のかがやき、言葉の滋味と智慧、時間を超えた旅の愉しみ64篇。
目次
第1章 お茶をいかが?(湯気からはじまる;記憶の手紙;変わらないお店;しづごころ;ポムと林檎;耳のしずく;立ちのぼるひと;眠る前に)
第2章 風を食べる(一本の薔薇が;街角のお菓子;緑の想い;忘れがたい風;銀の縁どり;夕日の音;当人になる;へんろ日和;知る前の町;旅の窓から;飛ぶ石、緑の石;風に吹かれるポルチェリーノ;レモンタイム;ハムの年、辛子の年;友だちの川;路上の鏡;不意に撃たれて)
第3章 この世あそび(鏡はね…;あのころの風邪;人生の天才;こんがらがる;キンモクセイ散歩;この世あそび;似ていない;窓に顔をつけて)
第4章 世界が答える(花を束ねる;さっと大風;リンゴ・スター;世界が答える;レンズ雲;庭の時間;とうすみ蜻蛉;たくさんの白;小気味いい;わからない;くさぐさの草;名乗りでる木;そこに立つもの)
第5章 君は待っている(帰りも人生;人生の道具箱;かくし味の妙;ネコの国の人?;むしろ鳥;途上の光;素早さから生まれる;オーギーの四千日;時間とスキップ;木の上の鼠;いろ色眼鏡;箒に想う;天幕づくり;ひとつの窓;本屋/眼鏡屋さん;君は待っている;あやしい草むら)
著者等紹介
〓井いつこ[トクイイツコ]
1960年生まれ。神戸市出身。同志社大学文学部卒業。編集者をへて執筆活動にはいる。アメリカ、イギリスで7年暮らす。手仕事や暮らしの美、本や映画、食べもの、異なる文化の人々の物語など、エッセイ、紀行文の分野で活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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- 和書
- こんな男でよかったら