出版社内容情報
明治以降、東京のメインストリートとなった「銀座通り」を舞台に繰りひろげられた、多彩な祝祭行事や騒動・事件の数々。それらを辿りながら、絵巻物のように東京の近代を描き出す。
内容説明
東京のメインストリートで、いったい何が起こったのか?明治以降、東京の表玄関となった「銀座通り」。ここを舞台に繰りひろげられた、華やかな祝祭行事、荒々しい民衆の騒動・事件の数々。銀座研究の第一人者が、当時の新聞記事や週刊誌、聞き書きを縦横無尽に駆使し、絵巻物のように、民衆の視点から描き出す、東京の近代史。
目次
第1部 江戸幕末の銀座(場末だった銀座;松田の刃傷沙汰)
第2部 明治期の銀座通り(明治天皇東幸/明治天皇再東幸;英国王太子エディンバラ公の来日 ほか)
第3部 大正期の銀座通り(憲政擁護運動・国民新聞社襲撃事件;神尾将軍凱旋・東京駅開業記念 ほか)
第4部 関東大震災後の銀座通り(関東大震災発生;銀座復興 ほか)
第5部 戦時体制下の銀座通り(戦時体制下の銀座;地下鉄銀座駅開業 ほか)
著者等紹介
野口孝一[ノグチコウイチ]
近代都市史。1933年、横浜生まれ。東京都立大学大学院人文科学研究科修士課程(日本史専攻)修了。中央区立郷土天文館勤務。東京都文化功労者。「中央区史編纂」、「銀座の街研究会」メンバー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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