新・地図のない旅〈1〉

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  • サイズ B6判/ページ数 232p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784582838039
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

「地図のない旅」というのは、いわば私の生き方そのものだ。
……あちこちの街で暮らし、この先もどうなるかわからない。「地図のない旅」は、これからも続くのだろうか。
(「あとがき」より)

90歳を迎えた著者が「人生百年時代」という未知の旅を前に、日々の思いを綴る。
出会う人々との何気ない会話、体とのつきあい方、ふとよみがえる記憶……。
変わり続ける日常を、新たな視点で見つめ直す69のエッセイ。


【もくじ】

第?部 日常への旅

扁平足と「わらじ足」/二歩近づけば二歩さがる/健康は命より大事か/「マサカ」と呟きながら/これもサギ、あれもサギ/川柳と日本人のこころ/人はカラダと二人連れ/人生、適当も悪くない/お世辞とハサミは使いよう/趣味としての養生とは/右往左往しつつ生きる/縮む体と縮まぬこころ/医師と患者のあいだには/いま験されていること/人はなぜ忘れるのか/メダカよ、元気に泳げ/現代の臨終行儀とは/最終ランナーの呟き/読めても書けない字/百歳人生と百億人口/手垢、目垢のありがたさ/琴線に触れる言葉/……

第?部 記憶への旅

私たちが相続するもの/語ることと聞くことと/井上ひさしさんと靴下/「不語似無憂」という言葉/美空ひばりと羽仁五郎/私は古い物を捨てない/お国訛りはなおらない/どんな時代にも人は/歌いながら歩いてきた/おれはしみじみ馬鹿だった/酒はこれ忘憂の名あり/ズボンの幅と消費税/蓮如の伝承の残したもの/『青春の門』の五十年/外国語の瞬間上達法/ふるさとに歌ありて/インドに呼ばれる人たち/喫茶店とカフェの時代/明治も今も変わらない/面授の師、その他の師/昭和歌謡の裏おもて/馬に失礼な言いかた/……

あとがき


【著者紹介】
1932年、福岡県生まれ。作家。生後まもなく朝鮮半島に渡り幼少期を送る。戦後、北朝鮮平壌より引き揚げる。52年に上京し、早稲田大学文学部ロシア文学科入学。57年中退後、編集者、作詞家、ルポライターなどを経て、66年『さらばモスクワ愚連隊』で小説現代新人賞、67年『蒼ざめた馬を見よ』で直木賞、76年『青春の門筑豊篇』ほかで吉川英治文学賞、2010年『親鸞』で毎日出版文化賞特別賞受賞。ほかの代表作に『風の王国』『大河の一滴』『?如』『百寺巡礼』『生きるヒント』『折れない言葉』などがある。2022年より日本藝術院会員。

内容説明

五木寛之90歳、いまも旅はつづく!「この物語は、まだ終わらない。いつまで続くのか、どこで完結するのか、それは私の計りごとではない。」

目次

第1部 日常への旅(扁平足と「わらじ足」;二歩近づけば二歩さがる;健康は命より大事か;「マサカ」と呟きながら;これもサギ、あれもサギ ほか)
第2部 記憶への旅(私たちが相続するもの;語ることと聞くことと;井上ひさしさんと靴下;「不語似無憂」という言葉;美空ひばりと羽仁五郎 ほか)

著者等紹介

五木寛之[イツキヒロユキ]
1932年、福岡県生まれ。作家。生後まもなく朝鮮半島に渡り幼少期を送る。戦後、北朝鮮平壌より引き揚げる。52年に上京し、早稲田大学文学部ロシア文学科入学。57年中退後、編集者、作詞家、ルポライターなどを経て、66年『さらばモスクワ愚連隊』で小説現代新人賞、67年『蒼ざめた馬を見よ』で直木賞、76年『青春の門筑豊篇』ほかで吉川英治文学賞、2010年『親鸞』で毎日出版文化賞特別賞受賞。2022年より日本藝術院会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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starbro

157
五木 寛之は、永年に渡って読み継けている作家です。著者は今年90歳になりますが、未だに普通に書いていることが凄い。本書は、Ⅱ、Ⅲと三部作のようです。著者には100歳まで書き続けて欲しいと思います。 https://www.heibonsha.co.jp/book/b449089.html2023/07/04

クラムボン

15
五木寛之は《あとがき》に「エッセイと呼ぶにはいささか気品に欠ける雑文的な文章を、私は愛している。」と書いている。一年間ぐらいのつもりで書きはじめた新聞の連載が、思いがけず五年あまりになったそうで、この本は単行本三冊のシリーズの一冊目にあたる。ご本人は雑文だと謙遜しているが、私の方も役立つ話を期待しているわけでは無いので、雑文、大いに結構なのだ! 五木寛之は難しいことは書かない人。そして適度に現代的でミーハーなんだが、本質は古風な人。そのバランス感覚が良いと思うんだ。2024/07/09

あきひと

8
五木さんの今回のエッセイは最近書かれたもので、お元気で執筆活動や講演会をされている様子が分かります。青春の門の漂流篇について触れられていて、読者からのメッセージに押されて書き続けねばと思っていると書かれていました。次は欧州編になると思うのですが、是非と願っています。2023/09/30

白いカラス

7
五木寛之さんといへば、私たちの年代では「青年は荒野をめざす」「青春の門」「青ざめた馬をみよ」など今風で云えば村上春樹さんのような青春のバイブル的な存在でしたね。 本書はエッセイ集ですが、昨今の五木さんの生活が垣間見られ微笑ましく思いました。2023/07/19

ことり

4
戦後を生き抜いた人が持つ強さが見え隠れする。コロナも妙に悲観することもなく一歩ひいてみている。ざわつく心も静まる1冊。あと2冊楽しみ。2024/02/28

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