出版社内容情報
音楽の世界を縦横無尽に綴った『荒唐無稽音楽事典』の私家版に全面的な加筆修正を行ない完全版を刊行。音楽を愛するすべての人へ。
高木 壮太[タカギ ソウタ]
1968年徳島県生まれ。鍵盤奏者。1990年代よりスタジオミュージシャン、音楽作家として活動を始める。数々のバンドのサポートミュージシャンとしても国内外で活躍し、現在はファンクバンド「CAT BOYS」キーボーディストや「井の頭レンジャーズ」プロデューサーとしても活躍。著書に『プロ無職入門』(P-Vine Books)。映像作品に『RAWLIFEとその時代』。
内容説明
私家版『荒唐無稽 音楽事典』に約100項目を増補し、全面的に加筆修正を行った全1730項目の完全版!年表・付録つき。
著者等紹介
高木壮太[タカギソウタ]
1968年徳島県生まれ。鍵盤奏者。1990年代よりスタジオミュージシャン、音楽作家として活動を始める。数々のバンドのサポートミュージシャンとしても国内外で活躍し、現在はファンクバンド「CAT BOYS」キーボーディストや「井の頭レンジャーズ」プロデューサーとしても活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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アン・シャーリーこと寺
79
筒井康隆の『乱調文学大辞典』の音楽版と呼ぶのが相応しい。著者もオマージュしているのだろうが。洋楽に疎い私が読んでもニヤニヤしてしまうのだから、著者の博識とギャグセンスの確かさに脱帽である。音楽全般を愛している人が読むと、愛読書にするか憤慨するかどちらかであろう。〇〇〇〇〇〇ズや〇〇〇〇(自粛)の事も攻めた記述があり、「それはちょっと書かない方が…(笑)」と、良識をペチペチ叩きながら笑ってしまう。巻末には音楽年表もあり、久しぶりに素晴らしいパロディを楽しんだ。パロディやパスティーシュは大切な表現である。2019/12/17
阿部義彦
20
【XJapan】NHKホールには日本最大のパイプオルガンがある。レピッシュが借りに行ったら断られたそうだ。所がYOSHIKIには簡単に貸した。世の中ヤンキーには優しくサブカルに厳しい例である。【クラフトワーク】アウトバーンを走行中放射能を浴びヨーロッパ特急に轢かれて人間解体。コンピューターワールドで復活し自転車で走行中の4人組ロボット。【ムーンライダーズ】日本の全てのレコード会社を渡り歩いて一曲もヒットが出せずに活動休止して尊敬されているバンド。おもろすぎです。遊び心溢れる音楽事典です。永久保存版。見てね2017/03/11
Akito Yoshiue
5
細かいところまで気が利いていてとても面白い。よく思いつくなぁ。2017/03/17
jahmatsu
5
音楽ネタの膨大な知識と作り上げたパワーに驚きつつ、 酒飲みながら読んで爆笑できてサイコーなツマミでした。2017/03/15
梅田
4
こんな本を書けるセンスと知識量とを兼ね備えた人が他にいるだろうか。勿体なくてチマチマと読んでたがくそ面白かった。2017/03/03