ドクター・ハック―日本の運命を二度にぎった男

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ドクター・ハック―日本の運命を二度にぎった男

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  • サイズ B6判/ページ数 341p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784582836806
  • NDC分類 289.3
  • Cコード C0020

内容説明

1936年2月8日、神戸港に降り立った日独合作映画の撮影隊一行に、一人の英国紳士風の男が混じっていた。その名はフリードリッヒ・ハック。皆からドクター・ハックと呼ばれた人物である。彼の職業はドイツの軍用飛行機や船舶、それらの関連技術の輸入に携わる日本海軍および陸軍のエージェント。訪日の目的は、本来のビジネスに加えて、日独合作映画の下打ち合わせ、さらにはヒトラーの側近リッベントロップとベルリン日本陸軍駐在武官・大島浩の間で進んでいた外交交渉に関わる密命を帯びていた―。ナチスと日本を結びつけた十字架を背負い、日米間の終戦工作を担ったドイツ人スパイ。女優・原節子誕生にも立ち会った、その謎に満ちた生涯。

目次

序章 神戸港に降り立った密使
第1章 フライブルク
第2章 二つの顔―武器商人と秘密情報員
第3章 原節子と「武士の娘」
第4章 二・二六事件と日独接近
第5章 運命の岐路
第6章 漏洩した日独の秘密
第7章 スイスの諜報員
第8章 和平工作とハック
第9章 刀折れ矢尽きて
終章 ハックの遺言

著者等紹介

中田整一[ナカタセイイチ]
ノンフィクション作家。1941年生まれ。熊本県出身。66年NHK入局。プロデューサーとして、現代史を中心としたドキュメンタリー制作に携わる。文化庁芸術祭優秀作品賞、日本新聞協会賞、放送文化基金個人賞など受賞多数。退局後、大正大学教授を経て、執筆に専念。2005年に刊行した『満州国皇帝の秘録―ラストエンペラーと「厳密会見録」の謎』(幻戯書房)で第60回毎日出版文化賞、第35回吉田茂賞を受賞、10年『トレイシー―日本兵捕虜秘密尋問所』(講談社)で第32回講談社ノンフィクション賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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